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お山のベリージャム 6月6日

♪6月6日に雨ザーザー降って来て♪ ~
あっという間にかわいいコックさん♪と、
子供の頃は6月6日がやって来ると、必ずこの絵描き唄を
歌っていたなぁ。
今日は雨ではなく、きれいな青空が広がっている。

夫君は朝早くから休日出勤。私はゆっくり起きて午前中は原稿仕事。
思いのほかサクサク終えることができたので、午後は家しごと。
昨日、お山から収穫して砂糖を馴染ませておいた桑の実のジャム作りに
着手。
こうした実ものは表年と裏年があるようで、今年は豊作の表年。
ちょっとびっくりするくらい実のつきがいい。

お山の入口に育つ3本の桑の木。今の家に住み始めたばかりの頃は
まだそれほど大きくはなかったのに、今はどの木も見上げるほど。
2~3mはあるだろうか。そこに赤や黒紫やこれから色づこうとしている
まだ白い実。それらが瞬く満天の星空のように木に生っている。
例年よりもずいぶんと早く色づいているのは、やはり気候変動の影響だろうか。あそこにもここにも!と、発見するような気分で行う収穫作業はいつも楽しく、ついつい欲が出て止め時がわからなくなってしまう。
昨年収穫したものの、手を付けられなかった桑の実が冷凍庫で眠っているというのに。まだまだ採りたいという欲求をグッと堪え、ボウルに半量ほどでやめておく。

昨年の冷凍の桑の実や庭のジューンベリー、木苺やほんの数粒のブルーベリーも合わせたジャム。ザックリと1:2(砂糖:ベリー類)
グラニュー糖の方がさらりと色も美しく仕上がるけど、手元にあった甜菜糖で。ひと晩、馴染ませておいただけでベリーたちから水分が出て、甜菜糖もきれいに溶けていたので、あとは火にかけてアクをすくいながら煮詰めるだけ。
というわけで、お山のベリージャムの出来上がり!
あっという間にかわいいコックさん♪だ。

イチゴやブルーベリーオンリーのジャムのようなパッとした華やかさはないが、「お山」の名前の通り、素朴な土地の恵みの味がする。
あんなにたくさん!と思っていたものの、ジャム瓶につめたら2個ほど。
でも。サッと食べきれるこれくらいの量で充分なのかもしれないな。

6月6日(木)晴れ 令和6年6.6.6のゾロ目!
私が大好きなアゼルバイジャンのご夫婦の暮らしぶりをまとめた
Youtube番組では大量の桑の実(アゼルバイジャンにも桑の実があるんですね)を収穫して絞り、煮詰めたものを冬の保存食として瓶詰にしている
動画がある。出来上がったシロップを動画の中では生地に混ぜてケーキに
していたけど、冬にはお肉のソースに使ったりするのかな。
お父さんが作るハーブティーもいつも美味しそうだし、子猫や鳥たちなど
健やかに育つ動物たちの姿にも和まされるので疲れたときなどにも
おすすめ。