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好きだった場所

昨年1年間仕事で詰めていた作業部屋が閉鎖し、他の用途に使われることになりました。臨時的な業務だったとはいえ、長い勤務の中でスチールではなく折り畳みのテーブルで働く経験をする職員はごくごくわずかではないでしょうか。

殺伐とした空間や業務に少しでも癒しをと、自分達なりに使いやすくリラックスできる空間作りをしたので、異動が決まる頃にはとても居心地良い部屋となりました。

そんな僕たちの作業部屋がなくなってしまう。最後にもう一度入った部屋はやはり落ち着く所でしたねぇ。

僕はモノや場所には宿るもの(生体認証できるものとは限らない)があると思っていて、今回の部屋も大事に使うことで愛着が湧き、色んな人の温かい情念が漂っていたように感じます。

身体を使う作業だからこそ毎日のように起きた事件やハプニング、そしてそれを共に楽しんだ同僚さん達。そんな楽しい1年もあったなと思い出せるように、できるだけ長く記憶の中に留めたいと思います。

では、また明日!

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