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ソロをひとりぼっちにしちゃいけない

多人数編成の演奏の時の華の1つはソロパートの存在だと思います。楽器ならステージ前方のマイクの所に出てきたり、スポットが当たったり、合唱なら他の歌い手より数歩前に出て一人違うフレーズを歌ったり。

プロの人なら慣れているだろうけど、アマチュアの人たちが集まって演奏する時には、自分の音がむき出しになるような環境に慣れていない人もいるわけで。アレンジ等によってはソロの人だけが音を鳴らし、他の人は全員演奏を止めていることもあるかもしれません。

そうなると、とても緊張しますよね。注目される中、一生懸命吹く、弾く、歌う。うまくいけば周りの皆さんのおかげさま、そうでなければ、、きっとソロを担当した人は自分を責めるかもしれないけれど、必ずしもそう言い切れないと思うんです。

もちろん一人で演奏をするからにはそれなりの準備は必要ですが、その大役を任せるからには、他のパートもしっかり支えてあげないことには、安心してソロを演ずることができません。例えばソリストが生き生きとした曲調で音楽を前に進めて行きたいのに、他のパートがそのリズムを感じられずに一定のテンポどころかズルズルと後ろに引っ張っていくような作り方をしていたら、同じステージの上で音楽が乖離してしまう、そんなことが起こってしまうのではないでしょうか。

ソロも大事ですが、他のパートも、ソロを引き立たせたり、テンポを作ったり、たまには煽ったり、色々役割があります。それらを意識して駆け引きしながら演奏できたら、きっと楽しさが倍増すると思います。実現できるように頑張りましょう♪

では、また明日!
じゃなかった
また来月!

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