急に思い出したのですが、私が20代の頃、当時、東京医科歯科大学で教えていらした翻訳家の松岡和子さんと、お付き合いがありました。ふっと、油断して、松岡先生と呼ぶと「私はあなたに教えたことはないので、先生と呼ぶのはやめてください」とぴしゃりと言われました。毅然とした姿勢でした。

年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。