「Twitter、怪しい」と感じ始めたら、あなたが怪しくなってるかも

「最近Twitter、変な人増えてきたよね〜」「数稼ぎな投稿が多くて萎える」

そんなツイートを見た。共感しかけた。その後すぐ「それって自分がそう行動しているからでは」と考えた。

「Twitterは●●」を語るときには、それが自分のTLの特徴であることに気をつけたい。アカウントを複数作ってみて、実感できた。

「怪しい人が多い」と思うなら、あなたが怪しい人になっている

「最近Twitterがつまらない」と思うなら、あなたがつまらないツイートにリアクションしていることが原因かもしれない。「最近楽しい」と感じるようなら、あなたの楽しいことが周りにも伝わっている。

タイムラインに表示されるツイートは、人気の高さやフォローしているアカウントからの反応など、さまざまな要素に基づいて選ばれます。利用者が興味を持ちそうな話題の会話（関連性や信頼度が高く、安全なコンテンツ）をホームタイムラインで上位表示するようにしています。
Twitterのタイムラインについて

「怪しい人が多い」と思うなら、あなたが怪しい人になっている可能性が高い。アルゴリズムに加えて「おすすめのアカウント」で表示されるのは、プロフィールや現フォロワーに近い属性のアカウント。

それに加えて「カクテルパーティー効果」もある。

カクテルパーティー効果

カクテルパーティー効果とは、たくさんの人が雑談しているたくさんの情報、自分にとって必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働き。

「つまらない」投稿ばかりが目につく→「つまらない」情報に注目してしまい→ますますつまらなく感じていく

そんな負のスパイラルにハマっている可能性が高い。

偏りを確認する方法は、他のアカウントを見ること

自分のタイムラインを、簡単に客観的に確認する方法は２つ。

・別のTwitterアカウントを作ってみる
・人のタイムラインを見せてもらう

やってみると、本当に違う。集まってくる人も、集まってくる情報も全く変わる。普段自分の目にしていた情報が「自分の鏡写しの姿」だということがわかる。

楽しいTwitterライフを送りたいなら

・嫌だと感じるツイートは無視。アカウントはミュート
・「こういう人に思われたくない」というアカウントはフォローしない
・他のアカウントを作ってみる

「つまらない」と感じる世界があることは否定できない。「怪しい」と感じる側面も否定できない。あなたが世界だと思っている世界は、確かに一つの真実だからだ。人の数だけどころか、アカウントの数だけ世界が存在する。

だから「上機嫌で過ごしたい」と願うなら「世界は楽しいし、良い方向に向かっている」と信じて、そう思うものにアクションするべきだ。恐怖本能や宿命本能を冷静に振り払い、目を背けることも必要。

（次回予告）

営業なら「良い話」を持っていこう。

営業都合から顧客都合に視点が変わる。トップセールスが実践していたトークは、お願い・ご用聞きより効果があった。そして「良い話」にするために、ちゃんと知恵を出すようになる。お願い・ご用聞きばかりしていると、思考停止に近づいていく。

— 長谷川 翔一 / マーケティングと編集 (@haseshout) March 23, 2020

（Twitterもやってます）

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