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とある音楽プロデューサーが介護職員初任者研修資格を取るまでの日記。【6日目】

介護初任者研修の資格を取るまでの日記、6日目。この初任者研修の授業は週1回の通学でオリエンテーション入れて全16回。パーセンテージでいうと37%ぐらい終わってます。パーセントだとよくわからない...半分終わるまで後2回...な感じです。

さてこの日は、晴れ。いつもの教室に向かいます。席は決まってないので、どこに座ってもいいんですが、大体同じ席に座る自分。机拭いたり(除菌)テキスト出したりして、先生を待ちます。

やってきました今日の先生。女性、髪形は肩ぐらいのボブ、「自由な姿勢で楽しく勉強してください」と一言。その後は自己紹介、1998年から介護業界で働き始めたそうです。まったくこの仕事には興味がなく、友達からの誘いでいやいや業界入り。けど、人とのコミュニケーションが楽しくてこの仕事にはまったそうです。

働き始めた時は資格が必要ないので、見よう見まね、現場で仕事を覚えたそうです。そしてギックリ腰になってと実体験の話が続きます。そして、我流の介護というお題。「我流で介護をやるとどんな事がおきますか」と質問。数人のグループに分かれて話し合って答えを発表します。

「事故につながる」「利用者に負担、不安をかけてしまう」「間違った介護でよくなる事もよくならない」「自信を持って介護ができない」など沢山の意見がでました。自分のギックリ腰の話から、スムーズに今日の授業の「介護の基本的な考え方」に入っていきます。

そしてこの日は、その他に「介護に関するこころのしくみの基礎的理解」「介護に関するからだのしくみの基礎的理解」を勉強します。   

全体的に、利用者主体の介護、尊重、自立、など言葉として多く出てきました。尊重の例として個別性の尊重。「目玉焼きの食べ方は」と先生から質問。「醤油!塩!何もかけない!」などいろいろな回答。(国が変わればもっと違う意見がでるだろうな)それぞれ食べ方にも個人差がある。それを介護する側に変えられる事はその人の生活を損なうという事になる。利用者に説明して、自己決定してもらう事が必要で大切。個別性の尊重から介護の基本的な考え方をこの「目玉焼きの食べ方」から学びました。

テキストのポイントを実体験に置き換えて上手く楽しく教えてくれた、先生でした。

この日は後、最後のレポートを提出して終了。多分、帰り道はレゲエのロックステディのプレイリスト聞きながら帰ったと思います。夕方、日が暮れる時間のロックステディが気持ちいいんだよな。​

Alton Ellies-Rock Steady


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