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ビズマーチが掲げる【クレド】とは

わたし達、ビズマーチ株式会社では5つのクレドを掲げています。

昨今たまに目にする機会が多くなった「クレド」とは何でしょうか。
クレドとは、クレド(credo)とは、ラテン語で「志」「信条」「約束」を意味する言葉です。ビジネスでは企業全体の従業員が心がける信条や行動指針を示します。

 企業とは、個々人が集まり皆の力を合わせて社会貢献をする場ですよね。個人個人は皆、生まれも育ち、性別、経験してきた事など様々です。それぞれ皆に良いとされる価値観、悪いとされる価値観があり、それに正解も不正解もありません。個々人の価値観は尊重されるべきもので他者が善悪を区別するものではありません。

 しかしながら、企業という個々人の集合体で、企業の掲げる目的を遂行するためには、個々人の価値観を統一しなければ一致団結できません。価値観が統一されていないと、あの人の仕事の進め方は良くない、成績を出せば良いっていう問題でない等、内部で価値観がそれぞれ独立し反発し合う原因となってしまいます。
 社名の一部でもあるMARCHには、社員全員で価値観を統一し一つの目的について足並みを揃え行進していくという意味が込められておりますが、わたし達は社員一丸となって目的を達成するにこだわります。内部での価値観の分断は、最初は小さいほころびですが、そのうち大きな反発や不満、ひいきや格差等生まれます。せっかく自身の幸せを追求し、良い仕事を皆協力して行いたいので、私たちはクレドという社員共通の価値観を掲げ、すくなくとも職場内では価値観の統一ができるよう心がけています。つまり、社員皆、良好な人間関係を構築するための社内ルールを作っているという事です。

前置きが長くなりましたが、わたし達が掲げる5つのクレドを紹介します。
●見返りを求めない自主的な貢献をする
●感謝を伝える
●達成欲求を第一優先する
●学び挑戦する
●主体的に動きpushする側に回る

内容の簡易説明をします。

●見返りのない自主的な貢献をする
人は誰か役に立ちたくて、その人の為に動き、良いことをしたと思いますよね。その行動が良かったか悪かったかの判断は誰が決めるのでしょう。
例えば、電車で年配の方に席を譲ったとしましょう。
① ありがとうと感謝された
② そんな席を譲られる年齢じゃないと怒られた
これは誰に聞いても①、感謝されたが良いですよね。②だと何だかダメな事をしたように感じ、今後誰かに席を譲る事すらためらってしまいそうです。
 この場合、良い事をしたかどうかの価値基準は譲られた相手の態度に依存している状況です。つまり譲られた相手が、自分が良い事をしたかどうかの判断基準を決めている事となっています。
 そうなってくると、自分の価値観より他者の価値観を優先するようになってしまい、他者に依存してしまいます。つまり自分がこうしたいという意思より、他人の機嫌を取るように動いてしまい、善悪の判断が常に自分でなく他者となってしまいます。
 わたし共が掲げる「見返りのない自主的貢献をする」では、相手にどう思われようが、自分基軸で良いと思われる事をしようを信条としています。つまり見返りがどうであろうが、自分が良いと思った事をやるというものです。また、ドンドン人の為に動き貢献することができれば、いつかブーメランのように自分に見返りが返ってきます。その見返りは時間がかかる場合のほうが多いですが、結局自分の為になるのです。

●感謝を伝える
 
企業とは個々人の集合体です。企業の価値とは一人で出来ない事を皆協力し、力を合わせる事で高いパフォーマンスを実現する事にあります。一人ではマンモスに勝てないけど、皆で力を合わせることでマンモスに打ち勝つみたいなものですね。変な話、1+1=2のような単純な足し算でなく、1+1=5みたいなものでしょうか。人と人が切磋琢磨し知恵を出し合うことで生まれる相乗効果が得られる化学反応を目指せることが企業で人が集まるメリットだと思います。1+1=2であれば、皆独立してやれば下手な争いも生まれませんしね。
 しかしながら、毎日皆同じ職場に集まり、時間が立つとどうしても慣れが生じてしまいます。最初は緊張感もあり、新しい経験も多いから都度感謝していたものが、その内やってくれて当たり前感が強くなってしまうんですね。人間は本能的に慣れるもので、しょうがない事ではあるものの、近しき間柄になったからこそ出てくる事柄なのかと思います。
 会社とは皆で協力し、一つの目的を遂行する場です。目的の遂行のため、会社では経理部とか、営業部、企画部等など様々な部署があります。その集合体は企業です。部ではどちらかが上とか下とかという上下関係はありません。わたしが出来ない事があの人ならできるという協力があってこそ、企業は歩くことが出来ます。人間の内臓みたいなものでいうと、肺と胃でどっちが偉いとかはありませんよね。企業も倫理的な意味では上下はありません(上司と部下との上下関係はありますが、今は深く語りません)。
共に働いてくれ、共に共通の目的に歩む皆はとても大事な仲間です。皆がいてこそ、わたしの仕事が生きる、その気持ちを忘れない為に意識して他者に感謝を伝える事を心がけています。感謝の伝え方はたくさんあります。素直にありがとうございますと腹を向け目を見て話す。気遣いを持ちプレゼントをする(言葉でも物でも)。Slackやメールでありがとうございますと伝える。人の成功を心から喜ぶ。また、上司から言われたことを覚えるというものの感謝の一つです。覚えるという事は相手が大事で、相手に手間をかけさせないようにする為に努力する事でもあります。反対に忘れてしまうという事は、相手を軽んじている事にもなり兼ねないので注意が必要です。日々、毎日、癖になるくらい同僚へ、上司へ、部下へ感謝を伝える事を私達は心がけています。

●達成欲求を第一優先する
これはこの一言だけみても何が何だか分かりませんよね。
人は対人関係の際、承認欲求と達成欲求が共存しているといわれています。承認欲求とは、人に認めて貰いたい、否定されたく無い等が挙げられ、達成欲求とはあくまでも結果にこだわり、その為なら多少の障害もいとわない等が挙げられます。
例えば、経験したことのないミッションを与えられたとき。
・承認欲求重視タイプ:質問すると、こんなことも知らないのかと思われそうだから質問できない。指示された事を忘れてしまったとき、目のまえに指摘される事を嫌がり後回しにしてしまう。
・達成欲求重視タイプ:人からどう思われようがミッション達成には人に聞かざるを得ないから、速やかに聞いて実行する。指示を忘れたとき、このままだと達成できないから謝りながら聞く。
通常生活しているとどうしても承認欲求重視タイプになる人が多いのではないでしょうか。私もそうです。人にバカにされたくないし、頭良いと思われたい、指摘されたくないです。しかしそのままだと、どうしてもミッション達成にブレーキかかってしまいます。自分が思っている事より、人は自分の事あまり関心はないものです。私がどうだろうが、人はあまり気にしてないものです。支持者も昔は当然出来なかった事が沢山あります。支持者はただ経験が多いから今は出来るようになっています。出来ないときは素直に出来ないことは認め、ミッションに手早く動く、そして支持者は出来ない事にくよくよ言わない、そんな達成欲求を重視するコミュニケーションを私たちは行っています。

●学び挑戦する
 会社とは与えられた業務をする場であり、業務をし成果をあげる事が目的です。基本業務というものは自身のスキルに見合った役割をこなす事で、大体業務に追われ一日が終わります。なかなか意識しないと通常業務のルーティーンで新しいスキルが身に付きません。ですから、積極的に業務以外で学び、自身のスキルアップに役立てましょうという事です。本を読んだり人に聞いたりSNS等で情報をキャッチアップし、仕事上でアウトプットすれば、自ずと自身のスキルアップにも繋がるし、仕事上のパフォーマンスもあがります。
 また、わたし達は積極的な挑戦を応援します。どんな事も知っているだけでは情報が薄く、やってみて初めて分かる事も多いと思います。しかし当然ながら、初めてやる事の多くは大体失敗がつきものです。当社では積極的な失敗は「ナイスチャレンジ!」と称賛します。失敗して初めて分かる事のほうが多いです。挑戦しないと自分の殻に閉じこもっているようなもので成長する事はないです。
 積極的に外から学びインプットし、果敢に挑戦してください。そのチャレンジ精神を大いに評価します。

●主体的に動きpushする側に回る
 社内、社外問わず複数人の協力が必要な仕事を行うとき、指示される側と指示する側に分かれますよね。いわゆる仕切り側と仕切られ側ですね。その際積極的に仕切り側に回りましょうという事です。例えば、友達4人で今度旅行行こうと話になったとき、仕切り側にまわってみましょう。ラインのチャットグループを作る、時期の候補を募る、場所、予算を決める等、皆の意見を聞きながら調整する役を引き受けるという方に回ってみましょうといった具合です。
 実際の仕事では大体が複数人で役割分担をする共同作業となります。その際、主体性を持ち関係部署や取引先などとの調整役を買って出てください。その分、動いた人は大変で目に見える報酬等も変わりませんが、皆の役に立てるはずです。具体的には、私で○○までにある程度仕上げておくので、●●までには確認作業をお願いしますといった状態です。他には、主体性を持ち自身の意見を出しておく、言われる前に(pushされる前に)、こちらから言う(pushする側)などがあります。
 この考えのほうが主体性があり自身の責任感が強くなり、また仕切り側のほうがより考えより動く側になり、同じ仕事していても気持ち良いと思います。なので、言われる前に積極的に動く、その価値観を持ち仕事をしていきます。

 長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
ビズマーチ株式会社は社内・社外共に全力で人間関係構築に努め、皆様のお役に立てるよう全力で行動致します。引き続きのご愛顧の程よろしくお願いいたします。

 また、当社では事業拡大にあたり人員を募集しております。このクレドに関して、すこしでも共感してくれる方と共に働きたいと思っております。共に力を合わせ、何よりも自分自身の幸せの為に、他者に貢献し社会に貢献し、仕事を心から楽しく行っていきましょう!応募こころよりお待ちしております!

ビズマーチ株式会社 代表 長谷川直人

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