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運命・使命・余命について(坂本龍一氏の逝去)

1.はじめに


 こんにちは。いつになく頭の中が空虚な1週間を過ごしたhase3001です。

 さて、今週もサウンドクラウドからのウィークリーセレクションにくわえ、インタビュー本「HOSONO百景」からのプレイリストなど、音楽盛りだくさんですので、気軽に、ゆっくり楽しんでいただけたらと思います。まぁ、雑談も少しありますので、よかったら、ちょい読みしてください。

 では、スタートです。


2.Weekly Selection 2023_WK14


 今週も、SoundCloudからセレクトしたプレイリストお届けいたします。1時間程度のプレイリストとなりますので、自由な時間にお聞きいただければと思います。内容は、チルな曲、Lo-Fiな曲、EDM、エレクトロニカ、アンビエントなどなど、私の好みの電子音楽が中心となりますので、お気に召すまま、お楽しみいただければと思います。(45分48秒)

※再生時の音量にご注意ください。


3.HOSONO百景(第十五回)


 今週も細野晴臣氏のインタビュー本「HOSONO百景」から、Spotifyよりプレイリスト化したものをお送りしています。

 今回は、その第十五回目(44分42秒)となります。

プレイリストは、下のリンク先からどうぞ。

※再生時の音量にご注意ください。

過去のプレイリストは、こちらからどうぞ。↓


4.(雑談)坂本龍一氏の逝去に思ふ事


 今週、音楽家の坂本龍一氏の逝去が報道されました。末端のファンとしても、2023年に入ってからの彼の映像などを観ていて、やはり先は長くないと考えざるを得ない表情であったことを、番組を通じて目に焼き付いています。

 彼は、人生に迷った果てに、ただの非正規社員になり、何年もの間、大きなイベントもなく50歳を越えた、ちっぽけな私に、大きな刺激と栄養を与えてくれた人の一人であることは間違いなく、心より感謝しています。

 ライブの経験は、小さな我が田舎町のホールが、最初で最後の彼のコンサートで、コンサート後には握手会もあったようだが、近寄ることもでず、遠くで笑っている彼をみていた思い出があります。コンサートを振り返ると、(当たり前だが)聞きなれた音楽が、目の前で演奏されていることをしみじみ実感し、人生の歓びというのは、こういうことなのだと感じた瞬間だったことを記憶しています。

 また、私が音楽を奏でたい、作ってみたいと思い始めたのは、中学生のころで、彼の音楽体験があったからに他なりません。実家にはピアノもなく、バンド経験もなかった私ですが、「MerryChristmasMr.Lowrence」が弾きたくて、兄に協力してもらいシンセを購入し、読めない楽譜を必死に覚え、指が届かないところは、省いたりして、めちゃくちゃだったけど・・・少し弾けるようになると、うれしかったものでした。まぁ、今の音楽制作も、むちゃくちゃなので、自称、「すみっこ暮らしの孤独のDTMer」なのですが、こうやって、音楽で幸せをかみしめることができることは教授(坂本氏)のおかげだと思っています。

 いろいろ考えてみると、人はみんな運命を持っていると思います。その中でも、使命を持っている人がいて、その使命を果たしながら、余命を全うしようとしていると思いうのです。そういう意味では、教授(坂本氏)は、私に対して使命を全うしていただけたと思います。

教授、ありがとう。

 残念ながら、いまだ、私には使命がないのですが、運命をもって、あとの余命を生き抜くのも人生だと思いますので日々精進したいと思います。まだ、先に使命が待っているかもしれないけれど・・・・

 なお、日ごろ私は「教授」とは言わないようにしていたのですが、今日は「教授」と書いてみました。「教授」という呼び方は、親しい間柄である人の証として呼べるものと思っていたのですが、でも、今日だけは・・・そう呼ばせていただきました。親しみを込めて。

教授・・・ありがとう。

5.おわりに


 今週は、これでおしまいです。

 1月の高橋幸宏氏に続き、坂本龍一氏と、私の人生に影響を与えていただいた方が亡くなったのは残念ですが、彼らの音楽は自分自身が生きている間、聴き続けられることが、どんなに幸せなことだろうかと思います。

そして、そういう世の中が、いつまでも続いてほしい。


 さて、こんな、たわいもないブログですが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 すこしでも「楽しい!」を共有いただければ幸いです。

 では、また次回。


サポートいただければ、うれしいです。 さらなる楽しい音楽ライフに向かって・・・