読書記録&感想記録用に始めました!好きな作品は 「キッチン」 「翼(cry for t…

読書記録&感想記録用に始めました!好きな作品は 「キッチン」 「翼(cry for the moon)」「楽園のカンヴァス」「山月記」「雨降る森の犬」「アルジャーノンに花束を」「さくら」「わたしを離さないで」「ザリガニの鳴くところ」などなどです。

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瞬く間に「文豪のオススメ作品」が寄せられた話

私は読書が好きだ。 だが、これまで余り文豪と言われる作者の作品は読んで来なかった。 とっつきにくそうな印象があったし、読みたい本は他にも沢山あったので手に取るタイミングがなかった。でもイチ読書好きとして、今も多くの読書家を惹きつけている面白い本は読んでみたい。ということで、Twitterでオススメを聞いてみることにした。 そうしたら... いいねが270件、リプライが28件という結果に。 この返信の数々を私のTwitterだけに留めておくのは非常に勿体無い!ということで文

    • 「推し、燃ゆ」の「推し」動詞説

      **ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください** つい先日、遅ればせながら「推し、燃ゆ」を読んだ。 主人公である、あかりの「推し」が、ファンを殴って炎上する事件を発端として、ストーリーが展開していく作品である。ちょっと俗物っぽすぎるんじゃないかと勝手に思っていて、今まで読まずにいたが、読み始めたら一気読みだった。筆者の宇佐見さん、ごめんなさい。 題材は極めて現代的で、アイドルや表舞台に立つ人に熱狂したことがある人は、とても共感しやすい内容だと思う。また、心理描写や比喩

      • 「キッチン」とおばあちゃんと私

        人間はいつか死ぬ。 この事実を知った子どもの時、一番怖いと思ったのはおばあちゃんもいつか死んでしまうという事だった。自分が死ぬことよりもおばあちゃんがいつの日か死んでしまうという事実が恐怖でしかなかった。 我が家は両親共働きの家庭だったので、一緒に暮らしていた母方の祖母は、私にとっては祖母というより第二の母親のような存在だった。保育園の送り迎えから夕飯の準備、夜一緒に寝るのもお風呂に入るのもおばあちゃんと一緒だった。休日はいろいろな場所へ連れて行ってくれたし、毎日の買い出し

        • 140文字では足りない午前0時5分前

          間も無く0:00。明日は6:00には起きる必要があるので、今すぐベッドに入って眠るべきという事は分かっているが、先ほど読み終えた町田そのこ「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」の感想をどうしても書き留めておきたくて、noteを開いた。いつもだったら読書メーターやTwitterに読んだ本のあらすじを交えて投稿するが、今回ばかりはどうにも文字数が足りそうにない。 この文章にはわたし自身の子ども時代の振り返りや、自分語りが含まれるので、そういうのが苦手な方は遠慮なく、クローズボタンで

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