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不妊治療を続けながら内定もらった話

退職してからの私

今年の6月末、不妊治療と仕事の両立がしんどくなって退職した。
残っていた有給を全て消化させてもらうために、
5月半ばから1ヶ月半の有給消化期間が合って、
移植をしたけど、化学流産してしまった。
退職が完了して、無職になった7月から体外受精の振り出しに戻ってしまった。

専念か求職活動か

有給消化期間の1ヶ月半で働かない期間があって、
働いていることが自分のアイデンティティだったことに気づいた。
食器は食洗機がしてくれるし、ロボット掃除機が部屋を掃除してくれるし、
料理と洗濯だけで1日を過ごすには時間を持て余してしまって、
このまま不妊治療に専念して働かないというコースは考えられなかった。
家でできる内職はスキルが足りないし、
失業手当を貰いながら今までやってきた専門職のパートを探すことにした。

気になっていた求人に応募

登録していた求人サイトの担当者さんに不妊治療の話もしていて、
気になっていた求人に応募したいって相談した所、
不妊治療していることもあらかじめ伝えてくれて、面接の日時を設定してくれた。
他にも応募してる人がいると聞いていたので、
もし選んでもらえたらラッキーだなという気持ちで面接へ向かった。

いざ面接へ

面接に立ち会ってくれたのは男性3人で、40後半〜50代の方達だった。
退職理由に不妊治療の話も隠さず正直にお話しした。
来月に妊娠するかもしれないし、何年も妊娠できないかもしれない状態であること。今は、不妊治療を最優先していて、仕事を両立させて頑張りたいこと。
色々と「授かったらどうする?」とか聞いてくださって、
私の今後の働きながら妊娠できた後の事も考えてくれていた。
妊娠しても体調と相談しながらできる限り働きたいという気持ちをお伝えした。
「自分も不妊治療を昔経験していて、自分たちは授からなかったけど、
治療しているあなたを心から応援しているよ」という言葉もかけてくれた。
気持ち的には、不妊治療していることは自分の中で大きなハンデで、
新たに雇ってもらうことは難しいのだろうなぁと思っていたので、
こんなにも未来の事を一緒に考えてくれる職場もあるんだなぁ・・・と、
不合格でもいいや!すごいいい時間をもらえたな!
と清々しい気持ちで面接を終えることができた。

内定をいただく

翌週に求人サイトの担当者さんから、内定のご連絡をいただいた。
週3回のパート勤務で、治療とのスケジュールも考えた希望の曜日で働かせてもらえるようだった。
後から聞くと、面接当日に内定の方向で動いていたと教えてくださって、
本当によかったなぁと安堵した。
まだ働いていないし内定をもらっただけだけど、雇ってくれた職場に感謝しながら
治療費と生活費の足しにもなるし、強制的に動く時間が増えるから、生活にハリが出るかなーと働くのが楽しみになった!

まとめ

不妊治療をしながらでも、こちらの状況を考えてくれる職場はある!
どうせダメだろうという気持ちでも、
正直に嘘をつかず応募してみてよかったなと思う。
色んな事情を抱えながら求職活動をしている方もいると思うけど、
えいや!と飛び込んでみてもらえたらなと思う。



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