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ミニ版画 その壱

木版画紹介も4回目になりました。
今回は、カバンに入れて持ち運べる!
スマホケースにだってはいっちゃう!
ミニ版画をご紹介します。

ホシガラス

最初に作ったミニ版画のテーマは「黒いいきもの」
黒と言えば、真っ先にカラスが思い浮かびます。
「ホシ」と「カラス」で「ホシガラス」

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ホシガラスと言う鳥がいるんですよ。

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この版画はシャレもさることながら、
体が真っ黒なハシボソガラスが
星のような斑点があるホシガラスに憧れを寄せる
というセンチメンタルな絵柄でもあるのです。
真っ黒いのもカッコいいよ…!

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アリガトウ

お次はアリです。
アリでダジャレと言えば、王道で鉄板なのが
アリが10匹で「ありがとう」

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しかし、でも、やはり、もうひとひねり!
と思って出来上がったのが
「アリ」が「問う」で「アリガトウ」

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知人に見せたら「分かりにくい!」と一蹴されてしまいました。
説明しても分かっていただけない時もあり、
まさにこの絵柄のアリのような状態になる方も…

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ネコダマシ

最後は黒ネコです。
ネコとカレンダー?よく見ると日付が4月1日ですね。
「ネコ」と「騙す(エイプリルフール)」で「ネコダマシ」

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猫騙しとは、相撲の戦法の名です。
「スズメノテッポウ」といい(※木版画紹介2参照)
ちょいちょい相撲ネタが出てくるのは
大相撲中継を見るためにダッシュで家まで帰った
高校生時代の名残でしょうか。

先人の技法にならう

今回紹介したミニ版画は
だいぶデフォルメした絵柄になっております。
何を隠そう、古代エジプトの壁画を参考にしました。
恐れ多くも神々の隣にならんでも、ほらこのとおり
溶け込んでおりますよ?

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【期間限定(7/3~7/9)】今回紹介した木版画を販売します。


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