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鵜(う)のつく名前

はじめてアートイベント出店した時に
作ったものは消しゴムハンコでした。

木版画を作り始めたのはそれから6年後。
最初は1枚の版を刷るのが精一杯で
筆で色をつけたりしておりましたが、
はじめて多色刷りで作った木版画が
「鵜のつく名前」シリーズです。

画像1<木版画・鵜のつく名前>

Q:なぜ“う”のつく名前なのか?
A:作者の名字が「ごとう」だからです。

判じ絵という、絵から言葉を連想する遊びがありまして
それを自分の名字でやってみようと思ったのですね。

画像2

そのうちに鵜が碁を打つ姿が思い浮かんで
「採用!」となったのがコチラ↓

画像3<鵜が碁を打って「ごとう」>

画像4<盤面の石の並びは詰碁の本を参考にしました>

しかし、自分の名前だけというのもばつが悪い。
あんどう、こんどう、いとう、さとう、かとう・・・
ひたすら“う”のつく名前を書き出しまして
「採用!」となったのがコチラの3つ↓

画像5<鵜がバンドを組んで「ばんどう」>

画像6<弦をどうやって押さえるかは聞かないで>

画像7<鵜が夜遊びして「ないとう」>

画像8<ちょいワル風にセットしてます>

画像9<鵜がウェブサイト見て「さいとう」>

画像10<器用にマウスを操作して、なにやら検索中>


採用基準は「絵にして面白いかどうか」
その厳しい審査を乗り越えた精鋭というわけです。

しかしこれ、名字が一致する人しか買わないのでは?
また売れないものを作ってしまった〜と、思いきや。

絵が面白いからといって人気の「ごとう」
音楽やってるという方に人気の「ばんどう」
酒場など飲食関係の方に人気の「ないとう」

お披露目してみるまで分からないものです。

そして、唯一予想通りだった・・・
さいとうさんに人気の「さいとう」

全国のさいとうさん、おひとついかがですか?

【期間限定(6/10~16)】鵜のつく名前シリーズ販売します。


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