見出し画像

色彩検定1級2次、受験しました

ひとり色彩検定 Advent Calendar 2021


受験した感想などを書きます。

事前

慣用色名を覚える

前回舐めてかかって痛い目をみたので、慣用色名を覚えようとしました。
単語帳(前回受験時に作った)も少し使いましたが、順番で予想してしまうので、(そろそろ色相4くらいだな…みたいに)Ankiに慣用色名・由来・PCCS近似値を打ち込んで使いました。正確に言うと前回受験時には打ち込み済みだったのですが、活用していませんでした。
併せて、トーン演習台紙を広げておいて、Ankiをやっていて色が頭に浮かばないものは台紙上で見て確認しました。

配色技法の整理

配色技法は規則的なので、決まりさえ頭に入ってしまえば困らないかなーと思い、ざっと復習しました。前回の試験時の記憶がけっこう残っていて助かりました。

配色イメージの詳細を確認

アドベントカレンダーに載せようとしてiPad上にまとめてましたが、ほぼ2級の教科書どおりになってしまうため、結局載せず。今回の試験で配色イメージをガッツリ選ばされたので、やっておいてよかったです。「エレガント、カジュアル……あれ?教科書どおりの順番?」と心配になりました。

当日

視感測色

前回の紫系、赤紫系の測色が分からなすぎたのですが、今回の青系、青緑系は比較的見やすかったです。ただ、測色は色相によっては得意不得意あるのかな?と思うので、慣れなのか、訓練すればいいのか……分かりません。

公式テキスト改定後

前回は移行措置回で、旧・新どちらの公式テキストで勉強していてもOKな問題でした。今回から完全に新テキスト準拠の試験だと言うことで何か新しい傾向が来るか、と怯えてましたが、思ったよりオーソドックスな内容だったのでしょうか?

景観

前回出題されなかったこともあり、完全にスルーしていたので焦りました。(出なかったのでむしろ対策すべきだった。)前半の問題は文章から推測し、後半のマンセル値選びは、書いてあることをちゃんと読めばわかる系かなと感じたので出された条件を細かく確認しました。

時計

今回は、いちばん前の席&目の前に会場の時計が設置されていました。会場によっては時計がなかったり、広い会場だと遠くて見えなかったりするかもしれないので時計は用意しておいた方がよさそうです。試験終了10分前のみ声かけがありました。

体調とても大事

直前1週間、メンタルやバイタルのいくつかの要素が合わってダウンし、ほぼ寝て過ごしました(※コロナではないです)。受験者としては、かなりのやらかしでした。

個人的に最低限購入が必要と思うもの

・公式テキスト3〜1級(改訂後版)

3級2級については公式テキスト以外の対策本でもいいかもしれないです。実際、1級1次の対策としては3・2級対策本が便利でした。ただ、1級2次で確実に問われる慣用色名は、1級の公式テキストには載っておらず、3級、2級の巻末にあります。慣用色名の由来は公式テキスト準拠で覚えたかったので、私は3級2級の公式テキストも新たに購入しました。公式テキストについてくる演習台紙にカラーカードを切り貼りすると各トーンの色味を覚える良い練習になります。

・過去問

前回試験前に2016年~2019年分を、今回試験前に2020年分を解きました。
2020年分は実際に受けていますが、詳細な解説が知りたかったので公式の過去問を買いました。

・1級2次対策本

前回試験前に、『合格のカギシリーズ 色彩検定 1級2次 公式テキスト対応問題集』を買いました。1級2次対策本は選択肢がとても少ないです。

お金に余裕があれば受講したかった

・色彩活用研究所さんの講座
※私はあまり余裕がなかったので、オンデマンド配信動画と対策問題(解説動画付き)のみ購入しました。

カラボ色大学さんの解答速報(※2021/12/20 0:00時点)と比較してどうか

https://www.irodaigaku.jp/answer/color_ans1-2.html

※問題用紙と回答用紙は一体になっていて持ち帰れないため、自分の解答はカラーカードの裏にメモしました。

問題(1)
A:速報なしのため不明
B:速報と同じ
C:問題をよく読んでいなかったためミスりました、残念…。
問題(1)は、試験中の見直し時にボロボロ間違いが見つかって終盤で修正したので、緊張していたようです。
問題(2)
すべて速報と同じ
問題(3)
A~C、Dの(1)と(3)、E、F:速報と同じ
Dの(2):対照色相と補色色相とを勘違いして12差をつけてしまい、lt20+としました。(20じゃ配色イメージの色相の範囲から外れてるな……と最後まで引っかかっていたのですが、勘違いに気づかずそのままにしてしまいました)。
問題(4)
Aの(1)と(3)、B:速報と同じ
Aの(2):景観法→景観計画までの流れはなんとなく覚えていたのですが、「行為の制限に関する事項」まではパッと出てこなかったです。あらためて確認したところ、公式テキストにはばっちり書かれていました。(旧・1級テキストには載っていない?旧・3級、旧・2級テキストは持っていないので確認できませんでした。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?