『ブレイブ群青戦記』の元康様になった春馬くん2021.3

映画鑑賞が元々の趣味だったため春馬くんの作品はもちろん、出ていないものもよく観ることがあった。

2月頃観た映画の宣伝で久しぶりに見た春馬くん。主役ではないが春馬くんは武将だった。
公開日は確か3月21日。コミックにて連載している作品『ブレイブ群青戦記』。
映画公開直前にTVの宣伝番組にも取り上げられ、その時にある場面で刀で戦う元康役の春馬くんの殺陣を観ることができた。殺陣のことは知らない私だけど。春馬くん一筋に大好きな私だけど。そんなことは関係なくその一場面だけでかっこいいと思った。その時の音楽とも、とても合っていて。映画の宣伝のために流された僅かな一場面なのに。録画したもののその殺陣の部分を何回も見たくて仕方がなかった。馬に乗ってそこの場に駆けつけ、馬から降りて両手を広げて「加勢いたす！」と言ったあとの戦い。運動神経の良さと。殺陣の確かさと。顔つきのかっこよさ。元康としての衣装もよく似合っていて。日頃の努力もあったんだと思う。あとからわかったけど、ここからが主役のマッケンを助ける場面で、この映画にとってのとても重要なシーンだったとわかった。

公開日を待ちに待って観に行った。
映画はなるべく前もってあらすじ等はみないで行く方だったけど、時代を飛ぶ話ということは知っていた。
普通の高校生活を送っていた学生たちが初めに野武士と遭遇して次々に殺されてしまう場面はちょっと目を塞ぎたくなった。でもそれははじめにあっただけで、その後は戦い亡くなっていく場面はあったけど、初めに出たような無差別に死んでいくと言うよりは勇気を持ってある時は友人を助けるために。ある時は恋人を助けるために。ある時は多くの仲間を助けるために。という真念を見せてくれた。だから初めの酷い場面はともかくその場で感動することは多い映画になっていた。
春馬くんは初めて馬に乗って高校生たちの前に現れた時もとても威厳があった。いつもだけど。マッケン演じる高校生が初めて話す時に元康がゆっくり近寄り首に刀を当てるときの顔つき。初めて出会った『14才の母』の、ものをあまり言わない役柄の桐ちゃんが浮かぶ。りっぱな武将をやれる役者になったね！ここまでよく頑張って来たよね！ほんとに大人の役者になった春馬くんがただただ眩しくて。今目の前の映画に出ているのに。今はこの世界にいなくなっているという現実を突きつけられてしまう。

最後の主役となった『天外者』でも武士の役ではあったけれど。明治に移行する時代だし、初舞台の『星の大地に降る涙』も新選組の絡んだストーリーではあり殺陣もあったけど。『銀魂2』の鴨太郎役も明治時代に移行する架空のストーリーのために衣装は洋服で髪型もまげではなかった。戦国時代の大人の武将役はこの作品が初めて？こんなに素敵な武将役を見てしまうと春馬くんも大河ドラマの主役をしてみたい！ど思っていたかもしれないけど。そうだからだけではなく、私が10代から見つけて色々な役柄を演じてどんどん素敵な役者になる姿を目にしていき、その先には以前からよく見ていた大河ドラマへの出演ももうすぐだろうな〜。どんな役柄が似合うかな〜。とよく想像していた私だったから。少し前に『おんな城主直虎』では直親役として見ることはできて嬉しかったけど。
主役となると1年を通してずっと観ることができて、しかもある程度人生というものを表現するドラマだから若い時から年を重ねるまでを見れたり。大勢の役者さんとの絡みの演技も見ることができる。大河ドラマでは誰を演じたら合っているかな〜。と具体的に想像することもよくあった。
『サムライ・ハイスクール』で演じた望月小太郎の先祖かもしれないサムライの関連の武将？それとも伊達政宗公？もっと若い頃は源義経？(確かタッキーが大河ドラマではなかったかも？だけど若い義経役をしたことがあって、弁慶と対峙し、橋の上でヒョイと身軽に飛んで移動する場面)を思いだして春馬くんも若い頃なら義経役があっているかも？と思ったりしていた。映画、TV、舞台でたくさんの主役をしてくれた春馬くんだったけど。今でも大河ドラマの主役の春馬くんを見たかった！どんな役柄があっていたかな。と思っている。

2019年の年末に撮影していたこの作品。とても忙しい年だったけど。いい作品をいっぱい作ってくれた年でもあった。
あとからしったことだけど。春馬くんは子役から現代劇にもでていたらしいけど。それ以上に子役として時代劇に出ることも多く。大変なこともあったかもしれないけど。歴代の時代劇に多く出る役者との出会いも多く、きっと子役の頃から日本ならではの時代劇の役者の所作や殺陣を見ることも多かった。その中で憧れる役者もいたんだろうなと想像する。

それが『キンキーブーツ』ではローラの歌やダンスばかりでなくとても美しいローラとしての表現も！春馬くん素敵すぎるよ✨
あのローラに出会ってしまうと。誰もが虜になってしまうよ。それだけでなく、日本古来からの武将役が美しく強くできる春馬くんはこわいものなし！誰もが憧れる表現者になったことは間違いないよ！

元康様がマッケンに言っていたセリフ「男も女も老人も子どもも皆が幸せになれる世の中を作りたいんじゃ！」
私にとっては、今この世界にいないという事実は3年経とうとしている今でも受け入れたくはないけれど。そうかと言って辛くても忘れたくない。辛いなら出会えなければを良かったの？と自問自答してみるけれど。
やっぱり今世で出会えたことは嬉しかった！実際に目の前で会えたのは生の舞台と私の夢の中。それでもタイミングがたまたまあって三浦春馬くんという素敵な表現者に出会えて応援できた！今もこがれていることができる！という事実を大切にして、春馬くんがきっと望んでいた『より良く生きる！』こと。春馬くんほどのことはできなくても自分の中でより良く生きるということを目指して生活していきたい。時々エネルギーがなくなりかけたら春馬くんの気配を探しに行く。

3年経とうとしていてもそんな私のたくさんの想いであふれている今の生活です🌸🐎