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それでも読解力は、伸ばせる

こんにちは。
読解力講師のNahoです。
読解力に特化した授業を、小中学生を対象にオンラインで提供しております。

この度、

「我が子の読解力が不安。。」

というママ向けの講座を開講することに決めました。

そこで今後、こちらのnoteとInstagramにて「我が子の読解力を伸ばすために親ができること」について発信していきますので、ぜひどちらもフォローしていただけるととっても嬉しいです。

さて今回は、読解力に関するよくある誤解と、読解力を伸ばす方法について簡単にお伝えできればと思います。


我が子の読解力が不安。。

「塾に通っているけれど、国語が足を引っ張っている」
「文章の意味を把握できていない」
「問題文の意味がわかっていないようだ」
「読解力はすべての教科の土台っていうし、なんとかしないと」

こんなお悩みをお持ちの方、実はとっても多いんです。
そして、そんな皆さまからよくいただくのが

「おすすめの問題集はありますか?」

という質問。
良い問題集に取り組ませたら、力がつくような気がしますよね。

問題集を解いても、伸びない

でも実は、この考え方が落とし穴。
問題集を1冊こなしても、読解力が伸びないことの方が多いんです。

皆さんが学生の頃を思い出してみてください。
読解が苦手だったな~という方は、国語の問題集をこんな風に解いていたのではないでしょうか。

とりあえず本文を読む。

傍線箇所があれば、問題文を確認する。

穴埋め問題であれば、解答欄のヒントや指定の文字数をもとに、なんとなくここが答えかな?という場所を探して、解答欄を埋める。

こんな解き方では、たとえ正解だったとしても、内容が理解できていないことが多いんです。

実は一般的な問題集は、文章の意味を全く理解していなくても解けてしまう問題がほとんど。
なので、読解力が伸びないのは当然なんですね。

読書をしても、伸びない

もうひとつよくある誤解が、「読書」。

「読解力を伸ばすために読書をさせたいけど、なかなか読んでくれないんです」

これも保護者の方がよくおっしゃる言葉。

確かに、読書はとっても大切です。
様々な世界に触れられるし、語彙力も伸びていきます。

ただ、それはすでにある程度読解力がある子の話。
読解が苦手な子に読書を強要してしまうと、かえって逆効果になってしまうんです~!

なぜなら、文章の内容を理解していないので、本を読んでも面白くないから。

頑張って問題集をこなしたのに成績が伸びない。
読書しなさいと言われてしぶしぶ読んでいるけど、全然面白くない。

そんなお子さんは「自分は国語が苦手なんだ」とすっかり自信を失って、文章嫌いになってしまうこともしばしば。
これって本当に可哀想なことですよね。

じゃあ読解力はもう諦めるしかないのか。。

いいえ、そんなことはありません。
読解力を伸ばす方法は存在します!

それでも読解力は、伸ばせる

読解力を伸ばす方法については別の記事でご説明していく予定ですが、せっかくなので少しだけご紹介。

私の授業では、読解が苦手な子にいきなり長文を読ませることはしません。

なぜなら、読解力を身につける上でも順番が大切だからです。
長い文章の意味が把握できるようになるには、以下のような段階を踏みながら、少しずつ力が伸びていくものです。

一文の意味を正しく読み取れる

短文の意味を正しく読み取れる
(文と文の関係を把握できる)

長文の意味を正しく読み取れる
(段落と段落の関係、つまり文章の構造を把握できる)

読解が苦手な子は、「一文の意味の読み取り」という最初の段階でつまづいている子が多いです。

信じられないかもしれないですが、一文でさえ読めていないのです。
一文を正しく読むためには、ポイントがいくつもあります。
今後の記事で詳しくお伝えしていきますね。


今後の記事では、「我が子の読解力を伸ばすために親ができること」について、また講座内容の詳細などについて綴っていきます。

インスタグラムでも小さなヒントをお届け予定です。
また、講座の募集は近々リリース予定の公式LINEで行います。
まずはインスタグラムをフォローしてお待ち下さい!


文章を正しく読めて、自分で学び続けられる子が1人でも増えることを祈って。

読解力講師 Naho

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