嬉しくて心臓が笑い出す

今日は、ちょっとした嬉しいことがあった。
後輩がブリアナギガンテのキーホルダーをくれた。
ブリちゃん好きなわたしのためについでとはいえ
わざわざガチャガチャをやりに行ってくれたのだ。
ブリちゃんが猫を抱いているキーホルダー。

わたしは嬉しくて心臓が笑っているような感覚になった。

喜んでいるわたしの隣で、後輩も嬉しそうだった。
『嬉しい』がわたしと後輩の間を行ったり来たりしていた。


一緒にいないときにも、自分のことを思い出してもらえるってのはなんだか嬉しいものだ。
それから、何気ない会話を覚えていてくれるってのもなんだか嬉しいものだ。

些細な出来事かもしれないけれど
嬉しいと笑い出す自分の心臓が愛おしい。

うまく言葉がまとまらないけれど、
『幸せ』を見つけるのが少し上手になってきたなと思う。

頼んでもないのに、働いてくれているわたしの心臓は
どうやら嬉しいと笑い出すらしい。
喜びは、心臓が教えてくれる。



晴海 たお


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