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【トワツガイ】ファーストインプレッション

◆求めていた百合

2月16日、新たなソシャゲ『トワツガイ』のサービスが開始された。

察しの通り、ぼくは百合好きなのでやはり注目せざるを得なかった。
とはいえ、百合といっても色々ある。なあなあにあら^~とキマシタワーを建てているライトなものも嫌いじゃないし寧ろ好きではあるのだが、だがしかし、本気で沼れるほどに尊いものをぼくは求めている。それはもうレズセ朝チュンしてほしいくらいに。
レズセという言葉を持ち出した時点でオイオイオイこいつ下品かよと百合警察に通報されそうだが、愛のあるセックスは最終地点として不要とは言い切れないというのが持論だ。
寧ろ、それくらいにお互い愛を確かめ合い、身と心を交わり合い、ふたりだけの世界を築いていくのが最高だと、ぼくはそんな持論を持っている。以前ぼくはそんなゲームをクリアーした後は「もう彼女たちのこの先の人生は見届けられないのか」とあまりの喪失感に死にそうになった。
が、それはそれで大正解だ。ふたりだけの世界は他の何者にも干渉されるべきではないのだから。なお脳内でぼくのかんがえたさいきょうのゆりカップルが6グループ誕生している。

さて、トワツガイ。
本気の百合が伝わってくる。

純白で美しいキービジュアル。女性向けの百合作品って本来こういうものだよなという期待性が嫌でも高まってゆく。元々、百合とは女性向けのジャンルではあったのだが、こういうのが本来百合の醍醐味だよなとわからせてくれる。ライトでコメディなつくりは男性向けが多いといった印象。

◆さてどこのメーカーでしょうか

名作百合ADV『FLOWERS』をいの一番に想起させられた人はぼくだけかもしれない。まさかInnocent Greyあたりがソシャゲ参入したのか、それともあまり名前を耳にしないどこかのメーカーを下請に作ったような印象を受ける。

が、そうではなかった。ならばフリューあたりだろうか?雰囲気的にフリューが手掛けてもおかしくなさそうだ。が、意外にもそれでもなかった。

答えはスクウェア・エニックスだ。

架空のカップラーメン作って騙そうぜスレで販売元がスクエニに決まっちゃった並みに信じられない話である。何の情報もなしに「どこのメーカーのゲームでしょうか?」とクイズ出されても解ける人は恐ろしく少ないだろうな。シャドウ生存√やエクスカリバーⅡを入手した人くらいしかいないと思う。マジのガチで大穴めいたアンサーだ。
ただ、スクエニはソシャゲにおいては案外アニメアニメしてる作品を稀によく手掛ける(ex.スクスト、刀使ノ巫女、ラストイデア、エンゲージキル)から「こういうのも出るんだな」と微粒子レベルの納得性はあったが。

とまあ、まさかスクエニが百合百合しているゲームを提供とは思ってもいなかったし、スクエニ=ソシャゲを損切りしまくっているというマイナスイメージと不安が流石に否めないのだが、それらは一度払拭させた上で早速プレイしていきたい。ぼくはスクエニという間男にサ終される不安をぶっ飛ばしてまで沼にハマりたいのだ。

◆ソシャゲ初日恒例のアレ

前日にインストール済。ゲーム起動。
アニメイトがマーケティングパートナーシップ
というのは意外ながらも納得だった。他の数多のソシャゲでもやれそうなことだが、女の子が数人いればグッズ展開もその分やれるからなあ。アクスタとか缶バッジとか。アニメイトはそれくらいトワツガイに全力応援ってことなのだろう。

ほらね、早速グッズ展開していた。
しかし舞台化も決定とか大分賭けているなあ…レヴュースタァライトのようなものと言えばしっくりくるか。

タイトル。
百合の間に指を挟まないようにと早速タップするも、

…動かない。

大きなのっぽの古時計の如く動かない。幾度か再起動を繰り返し試みるも、この画面から先へ進まず詰まってしまった。間違いなくアクセス過多が原因なのだろう、困ったな。いやこれはこれで眼福なのは正直なことなのだけれども。

案の定初日はメンテ祭りとなり、おかげで全然プレイできなかった。ソシャゲではあるあるである。いやこれを当たり前のあるあるにするのはエロゲの発売延期祭りくらいダメなんだけどさ。だが、逆に言うならトワツガイがアクセス集中されるほど注目されている完全証明であるのだ。
まあ喉からマドハンドが出るほど楽しみにしていたわけではないので、翌日以降に再開。

なおメンテということで所謂詫び石の配布なのだが、もう明日までだが2/20(月)12時までにリセマラ完了を強く推奨する。それまでなら5000石ゲッツできるからだ。メンテ最高だな。
リセマラについては後述。これはめちゃくちゃ楽勝である。

◆チュートリアルガチャ

ゲーム開始後、いきなりガチャを引く画面になった。これは戦力確保の為なのだろうが、運営のガチャ欲が露骨に見えなくもない。

調べたところ、このチュートリアルガチャは結果固定らしい。キャラ4人排出されたが、この4人で暫くストーリーが進むから固定なのだと理解した。

◆トワツガイのここがすごい!!

トワツガイはソシャゲらしくADV仕様で会話・ストーリー進行。LIVE2Dが使われているのでキャラがゆらゆら動く。それでもよくある紙芝居と思われるかもしれないが、

序盤から立ち絵が豊富!

演出が派手!

なにがはじまるんです!?

!?なんだこれスケベか!?

これもうえっちな石破ラブラブ天驚拳じゃん!これもうセックスじゃん!FANZAでパクリゲー出てもええやん!

ここまではチュートリアルの範囲であり、

百合ゲーだけあっていちいち手をつなぐ演出が多い!

!?

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアオッパイだああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

このゲーム、バグとハグが多い!!

というわけでこのゲーム、こんなふうに立ち絵が豊富なんですよ!大抵立ち絵は多くて3種類であとは表情さえ変えれば十分ってソシャゲ、というかCSのADVやエロゲでもそんな感じだ。だがこのゲームは一体どれだけ描き下ろしたんだってくらい立ち絵が多い。今回挙げたスクショはほんの一部である。アップデートできるソシャゲなので、イベント等を通して今後もっと増やせるだろう。

極めて正しい判断だなと感心している。
この豊富な立ち絵は、キャラクターへの生命の息吹を強く浴びせたいスタッフの情熱を感じさせられて大変好感触だ。

ハッキリ言ってストーリーはあまり面白くはない。
魔獣が襲ってくるのでそいつらを殲滅しますというソシャゲでもよくある話だ。TVアニメ化するならチュートリアル部分が第1話にあたるのでドスケベ百合百合石破ラブラブ天驚拳でクッソ盛り上がるのは確定的に明らか。
いちおう、ハクチョウさんに闇を抱えていたり、所属する組織の考えに疑問を抱いたりと、恐らく途中から平凡なストーリーをブチ壊していく流れになるかもしれないが。このゲーム、ただでさえシノアリスやニーアみたいだからなあ。ヨコオタロウ氏は直接関係していないが。

なのでストーリーは面白くなくても、キャラに沼れるような細かい動き、百合ゲーならではの細かい仕草でプレイヤーの一体感を高めさせてくれる。
ぼくはソシャゲのストーリーはスキップがデフォだし、正直本作も飛ばそうとしていたのだが、美麗なビジュアルも相まってこれは飛ばすのがもったいないなと確信させられた。

◆ガチャについて

チュートリアル終了後、名前入力。

チュートリアルクリアー時は石6000個、つまるところ20連可能だ。

最高レアリティ確定演出についてはよくわかっていないが、この門が虹色に輝くとソレだ。ガチャ演出がエンコがクッソ雑なので見づらいし、ここはなんとかならないのかと言いたいが。

虹が出た。

リセマラは何回かやったが、これで妥協。召喚石であるミノタウロスは強力だから当たりの部類らしい。百合ゲーなのに野郎の召喚獣が当たりって激しくどうかしていなくもないが。

◆リセマラについて

メニューを開き、

下にスクロールしてプレイヤーデータ削除を選択。リセマラ向けって堂々としすぎだろ。ソシャゲではリセマラがデフォなのは分かっているが、公式がそれを許容していると非常に有難くも複雑な気分。

これで削除するとスタート画面に戻る。再開時(2周目以降)はチュートリアル部分が完全カットされるので、一回のリセマラ時間は大体2分くらいだろうか。めっちゃやりやすい。

***

そんなわけでぼくはこれを書き上げている今、第1章1部をクリアーした。物語のプロローグとして丁度良い節目だ。

ストーリーはそんなに面白くないし、バトルも手動でやりたくなる面白さは見当たらないのだが、ヴィジュアル面で気に入ったのなら是非プレイしてみると良いだろう。現にぼくは気に入っている。
スクエニなので今から短期サ終に恐れるばかりだが、ぼくはフラミンゴちゃんとフクロウちゃんの幼馴染コンビを推したいので末永くよろしくお願いいたします。


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