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【チェンソーマン】アニメ第4話「救出」感想

MAPPAサイコオオオ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン!!今週もめっちゃくちゃ良かったアアアアアアアアアアアアアアアア~~~~~~~~~~~~~~~~!!アニオリすっごいよかったあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!早川家解像度たけ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!

◆これまでの感想まとめ

◆アニオリモリモリみんな喜ぶよ

今週第4話は原作第9話から第11話、ヒルの悪魔戦からパワーちゃん早川家入りまでがアニメ化された。丁度丸々3話。これまでと比べると若干落ち着いた印象を受けた回で、これくらいのテンポがちょうどいいな、と感じ取られた。ダイの大冒険もだけど、やはりジャンプアニメ(週刊連載漫画原作アニメ)は基本的に原作3話分やるのがちょうどいいのだろう。

その代わり今週Bパートは過去一アニオリがガッツリ盛られていた回だった。尺が余ったのでやれる余裕があったのだろう。あまりにも最高すぎるアニオリで感動した。筋肉の悪魔の猿空間送りは賛否別れそうだが、それよりもファンの需要に応えたファンサービスを作ってくれるなら超マジ大歓迎である。

今週はこれといって「原作となんか印象違ってたな」ってシーンは特になかった。印象が異なる点においてはやはり賛否両論らしいのだが、今回は概ね賛の声をよく耳にしているので、まあ解釈通りで良いんじゃないかなと判断している。

ちなみにいつものサブタイについては、

第9話「救出」
第10話「コン」
第11話「妥協」

まあこの中から選ぶなら「救出」しかないよなあ。「コン」はこれはこれで本作らしいチョイスなのだけれど、無難が一番か。

◆ヒルの悪魔との夢バトル

胸を揉めると知ったデンジくんの「よっしゃあアアアア!!」が原作通りのアホ面でサイコ~~~~~~~~~~~~~~!!

最高に嬉しそうでだいすき

このデンジくんの顔、原作だとめちゃくちゃ面白くて気に入りすぎて、ぼくもよっしゃあアアアア!!と嬉しくて叫びたいときこんなふうに右腕挙げてるくらい大好き!まあその後容赦なくシームレスにヒルの悪魔に腕チョンパされる、安堵一切ナシなきびしい世界が描かれるのだが。まさかの連戦とは聞いてなかったよ…

ヒルの悪魔戦も夢バトル作画が原作以上に凄まじかった。
まあこれもPVで描かれていたシーンで、ドチャクソやべえモン来んぞ!と期待以外の何物でもなかったのだが、これ以上にビビったのがデンジくんのイカれ具合だった。

やべえ…デンジくん目ん玉取れそうなくらいイカれてるよ…エヴァみたいに暴走してるよ…
デンジくん推しのぼくでもこれはちょっと大丈夫なんだろうかってなってしまった。マジ悪魔みたいだよデンジくん。ヒルの悪魔にも認められたくらい天使みたいな可愛さなのに。
だがしかし、こんな絶望下において「夢バトルしようぜ!!夢バトル!!」と宣言してガッツリ戦うデンジくんは鬼かっこいい。なんならもうファイティングポーズキメてたあたりからかっこよかった。パワーちゃんと共に食い殺されてしまうハメになっちまうからな、パワーちゃん食われたら胸揉めなくなるからな。

余談ながら、この頃ジャンプ連載当時はドベ3で打ち切りの危機にさらされていたのは今となっては良い思い出である。デンジくんの危機と連載継続の危機が謎シンクロしててハラハラさせられたから。…いやホント、打ち切られずにここまで続いて良かったですね~。「ヤだ打ちきり」と必死に134回唱えた甲斐があった。

◆アキくんからのありがたい説教

りんごをわざわざうさぎ型に切ってくれる優しいアキくんからの説教。デンジくんはマトモに感化されるかどうかは分からないが、彼の優しさはまず視聴者に届いたはずだ。
アニオリというか、これは原作補完と言った方がいいか。アキくんが監視カメラチェックしたりコウモリの家を調査したりする描写が追加されました。原作では台詞のみだったけど、こういうトコも作画コスト入れてると真面目に作ってるなあ…と感心します。

アニメでは存在しない記憶と化した筋肉の悪魔の被害者だ!
原作読まないと「誰でしたっけ…?」ってなってしまうが、恩人として認めてくれたようだし、まあいいか!!よろしくなあ!

第3話のアニオリシーンより

…と思ったけど、見返したら前回3話のアニオリの子だな。子供のほうは中性的な見た目と格好していたから同一人物かどうか判断しづらかったのだけれど、今回娘と言ってたので同一人物、つまり被害者そのものは出番あったわけだ。原作ネタ回収されたし、筋肉の悪魔はKICK BACKのPVで救済されたし、良い事尽くめだなあ!!

◆アキくんとマキマさんの会話

デンジくんにお説教した後、アキくんとマキマさんの補完的な会話が描かれた。内容はまあ、如何にもな事後報告である。

廊下の窓ガラスでネクタイや髪を整えてる!
改めて社会人らしい光景だな。お手洗いでやろうぜと思わんでもないが、自分を助けてくれた恩人との対面なのだから、改めて身だしなみを整えようという、彼らしいまじめな性格が出ている。こういう行動から徐々にアキくんを理解していくわけだ。

アキ「アイツ、気付いたら巡回エリアの外に出てしまっていたそうで、そこで超悪い悪魔が棲んでるっぽい家を発見し、コウモリの悪魔と遭遇したそうです。デンジはチェーンソーとなってコウモリの悪魔を駆除後、今度はヒルの襲撃を受けましたが、こちらは我々4課が駆除しました。またコウモリ・ヒルからは共に、銃の肉片は発見されませんでした。報告は以上です」
マキマ「…」
アキ「…」
マキマ「ご苦労様。でも…デンジくんとパワーちゃん、知らず知らずのうちにそんな遠くまで行っちゃったんだね」
アキ「ヤツらは信じがたいほどのバカですから」
マキマ「巡回エリア内からの逸脱は、違反行為だけど?」
アキ「今回は死者も出ませんでしたし、結果として悪魔2体の駆除も出来ましたから、不問にしてよろしいかと」
マキマ「…分かりました」
アキ「では失礼します」
マキマ「早川くんも少し頭が柔らかくなった?デンジくんと一緒に住んでいる影響かな」
アキ「まさか。何も変わってないですよ。俺は」

出典:アニメ「チェンソーマン」-第4話「救出」より

如何にもな社会人あるある・報連相。週刊連載だと大増ページをもらえない限りこういうのはとても描写する余裕がない。本アニメ版にも言えることだが、たとえ断腸の想いでも取捨選択は重要な要素である。
が、第1部が完結された現在ならこういう丁寧な描写にはガッツリやれるし、それに既読者ならちょっぴりニヤリとさせられた。

地味に丁寧だなと思ったのは、これはぼくがそう聞こえた可能性もあるのだが(何度も聴き直したけども)、アキくんがチェンソーではなくチェーンソーと発音していた。普通に発音するなら「チェーンソー」と伸ばすほうが言いやすいだろうから、成程なと思ったし、もしかすると今後チェンソーに変化していく可能性だって考えられる。少しずつ仲良くなっていけそうな証拠として。

マキマさん、違反行為には案外厳しいんだなあ。
不問を提案するアキくんがやけに丸くなっていることに見抜くマキマさんとか、銃の肉片という意味深な単語とか、ぼくがこうして列挙すると「ハイここ注目ですよ~」と露骨にバカ正直に言っているみたいだが、そこは数話後「なるほどな~」ってなれる程度の要素で考えて良い。

◆超補完された早川家の日常

早川家の朝は早い。

歯を磨き、コーヒーを淹れ、ベランダで新聞を片手にタバコを吸いコーヒーを啜る。十八番のチョンマゲを整え、洗濯。

マジのガチで邦画を見ているような気分だった。
ここまでドチャクソ丁寧に日常描写を取り入れるとは思わなかったよ!?ていうか、アニメ見ていてこんなにも生活臭すごいと感じられたの初めてなんだけど!怖いくらい生活臭すげえすごいんだけど!

完璧に最高だ。ぼくたちが見たかった早川家が更に拡張されて、それはもう歓喜のあまり変な声出まくりだった。アニメスタッフも早川家大好きなんだろ!大好きすぎるだろ!うん、ぼくも大好きSA!

デンジくんは相変わらず最強のパンを愛食するも、テーブルが汚れていないのが人間的に一歩前進してえらい!!と嬉しくなれた。いやそれはもう人として当たり前なんですけど、デンジくんは元々あんなド底辺生活を送っていたから常識が身についていないのは仕方ない。
ちゃんとアキくんがこーしろと説教入れたのだろう、ニガテな先輩でもちゃんと言うこと聞いてくれる良い子なのがハッキリ分かる良いアニオリ描写だ。きっとポチタもデンジくんの成長に喜んでいるはずだ。個人的にここが今週一番キた描写。

デンジ「昼メシなに~?」
アキ「カレー」
デンジ「やりい」

出典:アニメ「チェンソーマン」-第4話「救出」より

原作でもこの後カレーが出てくるからやれるアニオリトーク。
一見地味だし、わざわざ列挙するまでもないと思われる方もいるだろう。が、こういう会話ができているだけでもデンジくんはアキくんとなんとかうまくやれそうだなとまたひとつ嬉しくなれた。嬉しそうな「やりい」の一言からアキくんをどう思っているのかすごく気になる。まあ、「コイツ全然敬語使ってないな…」と確実に思ってそうだが。

すごいノック音を立ててドアノブをぶっ壊しながらパワーちゃん乱入!原作ではフツーに早川家に入ってきたのだが、破壊行動を犯しているとすごくパワーちゃんだな。あとあのノック音マジでドア壊れそうなんでマジで怖かったです。これからなにかしら一日ひとつ壊れそうな悪寒がするんだけど!

アキくんがマキマさんと電話中、パワーちゃんが最強のパンを盗み食いしながら「オイオイ勝手に食うな!」「ワシのじゃ!」「おいオレの最強のだぞ!!」とデンジくんと喧嘩していた。
これアドリブっぽいんですけど、実際どうなんですかね?
アドリブだとしても瀬古先生脚本だとしても、どちらとも原作解像度高くて信頼マッハなんだけど。
この一連の流れ、原作にない台詞なのに、すごくキャラが生きてるって感じられる。最高じゃあないっすか…

◆第4話ED

いよいよねんがんの約束のパワーちゃんおっぱい揉みタイムを迎えるもここで一旦区切りをつける、「どうして『30分』だけなのよォオオオ~~ッ!!」がリアルで味わえる悪魔みたいな終わり方だが、大丈夫。原作もこんなもんです。

なんだこのED!?

今週はTOOBOE『錠剤』が流れた。
映像は完全に「ワシのEDじゃ!」と全世界発信向けてそうなパワーちゃんソロED。めっちゃかわいい!謎パワーダンスかわいい!初対面の人にも「ウヌらも踊れ!」と迫ってきそう!134人エキストラ募集してきそう!
この映像の数多のコスプレ衣装、実は単行本巻末おまけ漫画単行本特典きせかえクリアスタンドが元ネタだったりする。

OPとは打って変わったパロディ(ボーボボ人気投票、シバターサムネ)が一瞬映っている。こういうのはフリーダムなキャラしているパワーちゃんならやりそうだよなあ。かわいいキャラとネタキャラの中間を泳いでいるように見えるが。


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