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【チェンソーマン】アニメ第3話「ニャーコの行方」感想

デンジくん鬼かっけえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!アニメでかっこよさが増しててサイコ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!推しがかっこよすぎてガチのマジで泣いちゃう~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!MAPPAサイコオオオ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!

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◆駆け抜けていくような完璧の構成

今週第3話は原作第5話後半から第8話、コウモリの悪魔戦撃破まで丸々描き切った回。予告PVからそんな予感はしていたのだけれど、早くも2巻分に突入だ。
原作は1巻分は中盤で静かに溜めに溜めて、ラストの流れでボルテージを高めていき1巻分(第7話)終了となる。
一方、本アニメ版はそのままシームレスに第8話分へ続き、ノンストップで突き進むジェットコースターのような疾走感が神作画と共に提供される。原作既読のぼくでもドチャクソ興奮させられた。実に正しい判断だと思う。
ワルの敵を豪快に倒してスカっとさせられたまま体感5分アニメーションを見終えると満足感鬼すげえ!!

原作のサブタイは

第5話「胸を揉む方法」
第6話「使役」
第7話「ニャーコの行方」
第8話「チェンソーVSコウモリ」

この中で今週第3話のサブタイを厳選するなら、それはもう「ニャーコの行方」しかないだろう。アニメ組からすれば「ニャーコってなんだ!?」と惹かれるサブタイにもなっている。だから、それを考慮した上で第2話は「ポチタの行方」でも良いんじゃないかと前回ぼくは考えていたのだ。韻を踏んだような並べ方で美しくもあるから。
「チェンソーVSコウモリ」でもストレートで良いな
、分かりやすいなと思ったが、流石にコウモリの悪魔の存在はここでバラすのはまずいか。まあどちらにせよ無難な選択だ。そもサブタイ表記は本編ではされないのだが。

今週もアニオリシーンはあるが、コウモリの悪魔戦で地味に一部追加されたシーンくらいで、そこまで語るものではない。
詳しく述べると、日常的な業務を送っていたOLが非日常バトルに巻き込まれる過程が詳細に描かれた。これはチェンソーマンを象徴するシーンだと考えられる。チェンソーマン世界はわれわれと似て非なる日本が舞台でありながら、日常と非日常の混沌めいた悪魔合体がたまらない作品だ。
また、戦いに巻き込まれた民間人の親子をデンジくんが逃がしてやるシーンも追加された。悪魔でありながら人間たちを助けてくれるデンジくんの特殊なスタンスがハッキリ分かるシーン。これも地味ではあるが良い積み重ねだ。外見は兇暴であれど内面はマジ良い子なんだなと真摯に伝わってくる。まあ野郎ごと乗ってる車はブン投げたんですけどね!

◆今週も原作とは印象が異なっていた演出

今週も原作とな~んか印象が違ってたな…と違和感を覚えたシーンが見られた。我ながら馬鹿の一つ覚えであり、きっと最終話も同じことを述べてしまいそうだが、大事な事だから今回もハッキリと伝えておこう。

アバンにて、民間デビルハンターが捕らえたナマコの悪魔をパワーちゃんが勝手に殺してしまったことに困惑するマキマさん。
原作だとマキマさんのレアな表情でありアヒル口っぽいおもしれーツラに見えてしまい自分の中では印象的だったのだが、本アニメ版では真剣に困っている大人の表情にリファインされたように感じられた。地味だけど、これは良い判断だと思う。静かなる怒りが表情から読み取れるからだ。マキマさんを本当に怒らせたら怖いですよ的な。

嘘つきパワーちゃんと野望が壊れそうなデンジくんのコントは原作通り面白い。が、もうちょっと原作のマジにレスバしてる臨場感が欲しかったのが正直だ。原作だと交互に言い争うハジけたレスバになってて、映画っぽいつくりの本アニメ版だとこうなるのは分かっていたのだが…
ただ、デンジくんの「嘘なんとか罪で逮捕だテメェ!!」という面白発言はその場で即席で生み出したような、作られた感じのしないマジ感のある言い方になっていた。要するに、デンジくんらしく一人歩きしているってわけだ。戸谷くんにはそこを強く期待している。
ところで原作の「嘘なんとか名誉なんとか罪で逮捕だテメェ!!」から改変されちゃっているんだな。まあ台詞長いから別にいいんですけども。

あ、マキマさんの安産型確定のケツは良かったですよ。放送前は「マキマさんのケツがナーフされた!」と言われてたけど、なんでい全然そんなことなかったじゃん!

今回一番気になったのは、デンジくんの「胸を揉みたいと思っている場合じゃないかもしれない」というモノローグがシリアスっぽく見えてしまった。そこは原作だとシュールで面白いと感じていたのだけれど、本アニメ版はちょっとまじめに深刻的にそう述べているように感じられた。この後のジュース云々も併せて。
たぶん、原作だとパッと一瞬でこのモノローグが出てきたからシュールギャグに感じられたのだろうなあと思う。本アニメ版はこのモノローグが出る前にわざわざド丁寧にジュース買うシーンが挿入されたので、若干テンポが削がれたのは否めない。

デンジくんとパワーちゃんが刹那の見切りやってるような演出は「解釈通り!」と大満足。ここも地味なシーンだけど、原作はコマの間の使い方が独特で地味に気に入っていたからアリアリのアリです。なおこのへんカットインが入るのかな~と思ったらそんなことはなかったぜ。

◆顔が良い!!

パワーちゃんって黙っていればかわいくて美人なんだよなと感じられたワンシーン。あのハジけたキャラとファイさんの演技からしていつもかわいいだろ!いい加減にしろ!とは自分でも思うわけですが、今回ニャーコをコウモリの悪魔に食われてしまい、こんな曇らせ顔してると「わ~!美人~!」って感想が出てしまった。アニメバフすげえ。パワーちゃん慰めてやりてえ。

コウモリの悪魔に必死でしがみつくデンジくんの顔も良い!!
コウモリの悪魔に全身掴まれて血を絞り出され、髪とか顔とかボロボロなんだけど、ついでにシリアス真っ最中なのに台詞回しがおかしいんだけど、ここのデンジくん顔が良くて気に入った!あとボサボサ髪もスーパーサイヤ人みたいに逆立ってるように見えてカッコイイ。いよいよここから戦闘開始なんだなと煽らせてくれる。

◆かわいくて泣けるポチタとの回想シーン

原作で大好きなシーンが原作通りアニメ化された。
コウモリの悪魔に裏切られニャーコを食われたパワーちゃんに同情するデンジくんは、幼少期ポチタがいなくなったのを回想する。このときポチタは何故家を出て行ったのかについては未だ不明だ。いずれ原作でその謎が紐解かれるかもしれない。いやほんとに分からないんですよ。
まあ犬を飼ってる人なら一回くらい脱走はあるだろう。ぼくもデンジくんみたいに必死で探し回ったらいつの間にか家へ戻っていた嘘のような本当の話。犬は本当に匂いに敏感だからだ。そして、うるうる涙目になっているポチタがクッソかわいくて、大事にしてあげたくなる。

ほっとしたデンジくんはポチタと一緒に眠るこの姿、もう原作通り名画だなってハッキリ断言したい。見ているこっちが幸せになれたし、もっとふたりに幸せになってほしくなる。
まあ過去の出来事だから過ぎた話なのだが、デンジくんとポチタの絆が更に深まったといってもいいシーンだ。もっともっとポチタを見ていたくなる。アニオリでもいいからデンポチもっと見たい…!

◆デンジくん鬼かっけえええ!!鬼つええええ!!!!

コウモリの悪魔戦めっちゃよかったあ~~~~~~~~~~~~~~!!!!デンジくんかっこいい~~~~~~~~~~~!!!!

3話予告PVの時点でもう作画がすげえすごくて動きまくりで「今夜は鬼やべえ!!」な予感しかしなかったのだが、見事に期待通り動きまくりで、流石MAPPAが社運を賭けているだけある贅沢なつくりだった。今週Aパートは静だったのに対し、Bパートはチェンソーの駆動音と共にテンションが止まらなく轟きまくる!!

なんといってもデンジくんがマジのガチで鬼かっこよかった!!格好がめちゃくちゃかっこよかった!!
戦闘開始時はまだ服はボロボロではないんですけど、次第にそうなっていくんですよね。まさにこんなふうに、

シャツがマントのように風でたなびいているのがドチャクソかっこよかった!!
動きが付くとこんなにも印象変わるんだなあ~って!
元々マント装備キャラはいつの時代も豪快に風でたなびいているとカッコイイし中二力も秘めてて好きなんだけど、デンジくんがますますヒーローらしく見えてきたのがポイント高い。元々推しているけど、これはもう推すしかないっすわ~!

ところで「チェンソー引っ込めれたの!?」がシリアスっぽい驚きになっていたのは良改変だと思う。原作のコミカルなデンジくんのリアクションも好きだけど、おっぱい揉むために闘ってるけど、今は真剣勝負として闘ってるから全然アリ。もうずっと「デンジくんがんばえー!」って応援実況しまくってたよ!

◆第3話ED

最高の興奮とカタルシスを提供してくれた本編後、遂に真打が登場した。

マキシマムザホルモン『刃渡り2億センチ』が満を持して遂に流れた。ぼくは事前に一部歌詞を把握していたのもあるんだけど、イントロから「これはもしかして…!?」と期待を持たせてからのマジのガチでホルモン新曲が流れたときの興奮がすげえすごかったですね。

ホルモンらしい曲であり、チェンソーマンらしい混沌を込めたメロディ、歌詞、映像になってて超最高。1話の『CHAINSAW BLOOD』を超えるザ・チェンソーマン・ソングが誕生してしまった。序盤の見せ場であるコウモリの悪魔との決着がついた後にこれが流れると、本腰入れたくなるようなマジ感があった。

しかもこれ、挿入歌としても起用されるらしい。いったいいつ流れるのか楽しみだ。きっとアニメ特有の処刑用BGMとしてなんだろうなあ。流れるタイミングはアレかなコレかなと今から予想しまくっている。

ED映像はマキマさんマジ女神として描かれていたのは笑ってしまった。うん、分かるよデンジくん。きみを助けてくれて運命を変えてくれた恩人だからね。
だからってデンジくんがマキマ教信者っぽくなっているとものすごくヤバイ予感しかしないのですが。OPでへんなの食わせてるシーンといい、不穏じゃねえかアア~?

放送終了後はCMが生放送された。宣伝とはいえ、そんなCMってアリなの!?すごいなチェンソーマン!流石だなチェンソーマン!


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