もりかよ

東京在住。アートと動物が好き。美術検定2級に合格したので1級に向けて勉強中。普段は翻訳…

もりかよ

東京在住。アートと動物が好き。美術検定2級に合格したので1級に向けて勉強中。普段は翻訳の仕事をしてます。

最近の記事

アーツ アンド クラフツとデザイン展@千葉県立美術館

またまた千葉まではるばると出掛けてきました! 先月、テオ・ヤンセン展に行ったときに次回予定に「アーツアンドクラフツとデザイン展」があることに気づき、楽しみに待っていたのです♪ ウィリアム・モリス、ご存じでしょうか? 産業化が進む19世紀に、イギリスで手仕事によるものづくりと生活と芸術の統合を目指した「アーツアンドクラフツ運動」という活動をスタートさせた人物です。 1861年に「絵画、彫刻、家具、金工の美術職人集団」モリス・マーシャル・フォークナー商会を創設し、住居、教会、公

    • テオ・ヤンセン展@千葉県立美術館

      …はい。 だいぶ書くのが遅れてしまい、すでに終わってしまった美術展の情報です… そもそも、行ってきたのが1月20日。翌日が最終日というギリギリの日程でした。 (テオ・ヤンセンを見た後、銀座に行き、柴崎春通先生の展示を見たわけです) 私、東京都民ではあるのですが、多摩地区に住んでまして。 いやぁ、千葉県立美術館、遠かった… 思えば、京葉線でディズニーランドよりもあっちに行ったことってなかったかも。 そんなわけで、週末、早起きをして頑張って行ってきたのでした! テオ・ヤンセン

      • 柴崎春通 クレヨン画展

        1/20の土曜日に銀座の第7ビルギャラリーで開催されていた「柴崎春通 クレヨン画展」に行ってきました! 柴崎先生、ご存知でしょうか? 穏やかに語りながら素敵な絵を仕上げることで大人気のYouTuberです。 今回はアートクレヨンの紹介も兼ねた展覧会だったようです。 雨の日だったので空いてるかな?と思ったのですが、まあこれが満員御礼状態! とは言え、ひとつひとつの絵をゆっくり見る余裕はありました。 撮影NGだったので作品の写真は撮れませんでしたが、なんと、先生との写真撮影は

        • ガウディとサグラダ・ファミリア展@名古屋

          年末年始、名古屋に帰省してました。 東京で見逃していた「ガウディとサグラダ・ファミリア展」 名古屋市美術館で開催中と知り、喜び勇んで行って参りました! 1月4日に行ってきたのですが、お正月休みのせいか、大盛況でちょっと並んでからの入場となりました。 一部を除いて写真NGだったのですが、実はワタクシ、サグラダ・ファミリアには行ったことがあります。 なので、今回のnoteはその時の写真を使って書きたいと思います。 このときの旅行は2020年の1月初旬だったのですが、日本に

        アーツ アンド クラフツとデザイン展@千葉県立美術館

          美術検定2級のはなし

          美術検定の存在を知ったのは、2023年の10月中旬のこと。 夫とのドライブ中に何かのラジオで「永遠のローマ展」の話をしていたのを聴き、行ってみるかい?となり、チケットを取り、ついでにと展示会に関する情報収集をしていた際に美術検定のサイトが目に留まったという流れだったかと記憶してます。 へー、こんな検定あるんだ!と、試しに3級と2級の例題に挑戦し、正解率50%程度だったにも関わらず、「…これ、ちょっと勉強したらいけるんちゃう?」という謎の手応えを感じ… 試験の日程はちょう

          美術検定2級のはなし

          美術検定2級合格してたー!嬉しい!

          美術検定2級合格してたー!嬉しい!

          キュビスム展

          国立西洋美術館で開催されているキュビスム展に行ってきました。 正直あまり好きなジャンルではないのですが、山田五郎さんのコメンタリーが聴きたかったんです。(笑) もちろんこれ↑も、後編も視聴済み。 行くまで知らなかったのですが、アンリ・ルソーの「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」という個人蔵の絵も来てたんですね。 キュビスム展、写真撮影OKなものが割と多かったのですが、ルソーは撮影NG。 てか、あとで見返すなら図録の方が綺麗だし…と思って他の絵の写真も撮らなかったんだけど、こ

          キュビスム展

          ヒエロニムス・ボス

          前回の投稿で、なんの説明もなしに、「ボス」と「ブリューゲル」の名前を出してしまったので今回はボスについて書きたいと思います。 ヒエロニムス・ボス。 北方ルネサンス期に活躍したネーデルランドの画家です。 本当の名前は、Jheronimus van Aken。カタカナで表記すると、イェロニムス・ファン・アーケンですが、Hieronymus Bosch(ヒエロニムス・ボス)の名で知られています。 ボスというのは出身地(オランダ語で、s-Hertogenbosch (ス・ヘルトーヘン

          ヒエロニムス・ボス

          絵のある人生

          安野光雅美術館へ行く前に、どうせなら安野さんのことをもう少し知っておきたいと思い、「絵のある人生」という著書を読みました。 安野さんの幼少期の話、美術史の話、絵の見方などなど200ページ足らずの本にしては内容が多岐に渡っています。そして、ひとつひとつのテーマについて濃く語られているので、厚さ以上の読んだ感を得られました。 …なのですが、 展示を見ていたときも思ったのですが、安野さんの文章、ところどころ理解しづらいところがあるんですよね… この本に関しては、口述をとられたとあ

          絵のある人生

          安野光雅美術館

          島根県 津和野駅。 駅の前にはSLがどーんとあります。 そう、ここはSLの走る町。…なのですが、現在、不具合のためディーゼル車が牽引するかたちでの運行を行なっているそう。残念! (てか、そもそもこの日は運行してなかったけどね) 安野光雅美術館は、そんな津和野駅のすぐ目の前にあります。 ずっと来てみたかった美術館です。 私が安野さんの作品を初めて見たのは、2015年のSOMPO美術館での展覧会。 「ヨーロッパ周遊旅行」というテーマでの展示でした。 お恥ずかしながら、それま

          安野光雅美術館