N高校に通っていての正直な感想
こんにちは。
皆さんは高校をどのように選びましたか?
学力、やりたいこと、将来学びたいことなどの観点で選ぶ人がほとんどだと思います。
僕は進路(未来)のことより今(現在)を大切に生きていた人間だったため、進路にあまり真剣に向き合っていませんでした。
よく、体験会、オープンキャンパスでの「プレゼンなどで自らが選びました」のようにプレゼンをしますが、実際は進路に興味がなかった僕が飛び入りで入学した学校です。(そんなこと、オープンキャンパスでは言えませんが…)
そんな僕ですが一応、N高校では成果みたいなものを出していて、N高校では授業の最初に行われる出席フォームに目をつけ、自動で提出できるツールを開発したりなんかをしています。
進路に興味がなく、ほとんど飛び込みで入学したN高校、実際通ってみて、包み隠さず書きたいと思います!
ぜひ、進路の参考になれば嬉しいです。
学んだことなどを知りたい場合は下記の記事を読んでください!
1.「N高校=ネットの高校」を知らなかった
N高校の入学説明なんかに2、3回くらいいったはずなんですが、ネットの高校は入学してから知りました。(冗談抜きで)
N高校にはネットだけで完結させるコース「ネットコース」と、キャンパスなどで人との交流も学べるコース「通学コース」そのほかにもプログラミングに特化したコースなど様々なコースが存在します。
僕は通学コースに在籍しており、毎日通って学習をしています。
正直なところ、通学コースに在籍していると、「ネット」の要素は薄めでキャンパス生などとの関わりをガッツリ学ぶ、などの解釈が正しいと思います。
2.通学コースに通って知ったこと
通学コースに在籍しているので、通学コースの話を書きたいと思います。
全国に友達を作るのが結構難しい
N高校の魅力として、全国にキャンパスがあり、全国と交流が行えるメリットがあります。
また、Slackを通じて学園生といつでもコミュニケーションをとることができます。
しかし、これには大きな欠点があり「自分で行動する必要がある」ということです。交流を自ら求めていたとしても、DMなどのやり取りなどが必要ですし、授業内で全国の生徒と関わるといったものは、ほとんどありません。(週五生はたまにあります)
そのため、他キャンパスやネットコースの人と友達を作る、コミュニケーションをとるにはハードルがあります。
逆に、キャンパス内であれば授業などでグループワークが同じ班になれば話す機会はありますし、キャンパス内ではまだ交流が生みやすいと思います。
意外とやりたいことが見つからない
これに関してはどの環境でも言えると思いますが、N高校に入ったからといってやりたいことが降ってくるわけではないです。
僕の実体験でもありますが、やりたいことに突き詰める時間はたくさんありますし、僕は授業中などでもやりたい、開発したいと思うとワクワクしてやってしまう時もあります。
それくらい、やりたいことがあるって幸せなことなんですがやはりキャンパスの中でも「やりたいことがない」という人もいます。
自習などでも必修授業を永遠に見て、1日が終わるみたいな人もいるくらい、人によって時間の使い方はバラバラです。
逆に見つかると、それに1日中使い続けるみたいなことができるみたいな自由さはN高校にあります。
やりたいことがない、で入学した人もやりたいことを見つける努力は必要ということを忘れないでください!
実績=自由みたいな…
N高校にはアクティブラーナー制度(AL生)というものが存在し、それをとることによって、授業を自分の好きなように変更できる制度です。
去年までだと、やりたいこと、突き詰めたいことなどを記述すると、なれる制度でした。
今年からN高校のカリキュラムが変わり「実績づくり」を強化するとなり実績が元からある人、もしくはコンクール、試験などを目指すための人だけが取得できるシステムになりました。
そのため、やりたいこと、突き詰めたいことなどの先の「目的」が必要になり、より「目的意識」が必要になりました。
個人的に「実績」という言葉があまり好きではないのでカリキュラム自体には反対なんですが…これについては次で書きます。
実績にこだわらず、自由に学べる学校だと思っていた…
これは僕の感想、N高校の受け取り方ですが、いろいろな人が入学できて、プログラミングだったり、知識、教養を学び幅広い人が自由に学べる環境を提供していたと感じます(去年まで)
「実績づくり」を重視したカリキュラムになり、実績がない(N高校に設けられている実績の基準あり)場合、必修授業を受ける必要があり、好きなことに取り組める時間は、ほとんどないと言ってもいいでしょう。
僕の場合は特に、過去の実績ではなく、今の行動で評価することを好むため、出席フォームを自動化するサイトを作っても、N高校が設けている実績の基準には満たないため、評価すらされません。
それが悔しい…
公立高校などの学力だったり、評価というよりかは、自由に好きなこと、やりたいことを見つけ、取り組むみたいな、そんな学校だと思っていました。
そう言いつつも、毎日通って日々学んでいますが望むのであれば、去年のカリキュラムのように自由に学べるようにしてほしいです。
それでも、僕が通学コースに通う理由
まー、文句を言いつつも、通学コースには通い続けたいと思っています。
その理由として
切磋琢磨できる仲間がいる
文句から生まれるエネルギーが自分を変えてくれる
一番の目的は「切磋琢磨できる仲間」の存在です。
僕の周りには、リーダーシップに優れている人、プログラミングで絶対に勝てないと思う人、思いつかないような最高のアイディアを出す人、優れた批判的思考を持っている人、ワークショップなど外部での活動をしている人など、言語化するとたくさんの出会いを提供してくれたと思っています。
今は、「この仲間とならなんでもできる」と。
また、文句から生まれるエネルギーもこの仲間と一緒にいていろいろなインスピレーションを得ています。
普段、いろいろな不満だったり、文句などを一緒に言う仲間ですが、そこから何かできることはないか、と言うことを常に考えて、それをエネルギーに変えていると思っています。
最後に
N高校に対して、不満もあります。なぜ?どうして?と言う課題はあげるとキリがないくらい存在します。
しかし、これはどこの環境にいたとしても自分なら言っていると思います。「去年がよかった」「この人がよかった」と。
それになっては良い方向にもいかない、ってことを頭に叩きつけながら行動したいと思います。
それに、僕も進化するのはもちろんですが、N高校も進化しているので、N高校にいい影響だったり、内部から意見などを言ってよくしていきたいと思います。
文句も言いつつも、もがきながら頑張ります!