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トビタテ7期生の前田くんを迎え「経験者の話を聞いて海外に飛び立とう」を開催しました!(2022.12.28)

本日は、トビタテ!留学JAPAN 高校生コース7期生としてイギリスに留学した前田夏輝くんを講師に迎え、8期を志望している高校生に自身の留学経験を話してもらいました。

私自身、トビタテの同期として前田くんの活躍を見てきたことから、彼が後輩たちにとっていい刺激になるのではないかと思い、今回のイベントを企画しました。新見高校などから2年生が4人参加してくれました。

今回は「人は差別を克服できるか──多様性の『本音』と『建前』をめぐって」と題した講演をしていただきました。

前田くんは兵庫県の高校3年生。発達障害の当事者として、差別を克服するにはどうすればいいか考えていたといいます。そこで彼は、移民が多く多文化のあふれるイギリスの多様性に注目。トビタテを志望し、3週間の留学を行うことになりました。

多様性の国だと思い訪れたイギリスでしたが、そこでも多くの「差別」を目にすることになりました。アフリカ系住民の居住地が周りから距離を置かれていたり、高校の中では民族対立があったり・・・。そこで彼は「多様性の中に住む人々が、多様な人々に寛容であるとは限らない」と感じ、「真に共生するとは、共生していることにすら気づかないことである」と結論づけました。

そして、ある人を構成する個別の要素(人種・信仰・見た目・障がいなど)にとらわれず、個別の要素全てをひっくるめたその人個人として取り扱うことで、差別を克服できると考えたといいます。

そして、高校で留学をしたことで選択の幅を広げることができ、自身の学びたい分野を確立させることができた経験から、早期留学の重要性を訴えてくれました。「大学でも行けるなら、高校で行こう。」この言葉に、後輩たちも背中を押されたことと思います。

お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

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