能登半島ボランティアを経験して
東日本大震災が起きた当時僕は小学生でした。
テレビで地震の恐怖を感じ、小学生ながら被災地の方々の役に立ちたい。
そう思ったのですが、力もなく手段もなく何もできずに悔しい思いをしました。
そして起こった能登半島地震。
今度こそ、被災地の方々の役に立ちたい。
体育大学に通う僕になにか出来ないかと考え、ボランティアに応募しました。
石川県災害対策ボランティアセンターへ二度応募したのですが行くことができず、大学で募集があり、応募したところ抽選が通り参加しました。
3月4日~3月7日 能登半島地震のボランティア活動
石川県の志賀町、七尾市の被災家屋の片づけや瓦礫の撤去、海岸の清掃活動に取り組みました。
何千軒と家が正月のまま崩壊している光景を目の当たりにし、改めて自然災害の恐ろしさを実感しました。
そして、僕は約20人チームのリーダーに立候補しました。
リーダーとしてインカムを用いた本部との連絡、家主さんとのやり取り、チームメンバーの役割分担作業などボランティアチームを引っ張っていきました。
ボランティア活動をする中で、被災地の方々が温かく接してくださったことが強く印象に残っています。
地震を体験した方にしか分からないほどの辛い思いをされているのにも関わらず、温かく何度も何度も感謝の言葉を頂きました。
現状に立ち向かい、前を向こうと強い心を持っておられる姿に感動しました。
現地で被災地の方々に出会い、直接力になれて本当に良かったです。
僕は皆に被災地へ行ってボランティアをして欲しいとは思いません。
もちろん、ボランティアへ行く人が多ければそれは嬉しいことです。
募金でもボランティアに参加することでも同じ想いがあると思います。
大事なのは、みんなが一丸となり、助け合うことだと考えています。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
一日でも早い復興をお祈り申し上げます。
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