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頭がよくなる ユダヤ人ジョーク集 読みました。

アメリカンジョークが好きで、ここに行きつきました。

鳥賀陽正弘(うがや・まさひろ)さん は、東レで国際ビジネスに従事して、米大手量販店が、優れたビジネスマンに送る最優秀賞を受賞されたことがあり、っ帰国後は、国際ビジネスコーディネーターとして、活躍されている方です。

その他、著書もいろいろあり、2019年 日本人の七不思議 があります。

ユダヤ人は、ユーモアの重要さを理解していて、それが、商売上手とも無関係ではないかもしれないとされています。

そして、「ユダヤ文化は、すなわちジョーク作りの文化だ」と極言されているそうです。

ユダヤ人は、2千年前ほどにパレスチナを追われてから、迫害の歴史でした。

その苦悩や屈辱感を少しでも和らげ、嫌な過去を忘れるために、ジョークがさかんに使われたようです。

そして、なんと、アメリカンジョークは、ユダヤ人から広まったとされています!

有名なアメリカのコメディアンで、セックス・アンド・ザ・シティの製作者 だレーン・スターさん、スティーブン・スピルバーグさん、ジョージ・ルーカスさん、ウーピー・ゴールドバーグさんもユダヤ人のようです。

ユダヤ人のジョークは、深く、イギリス人は、3回笑うそうです。

1回目は、話を聞いた時、2回目は、説明を受けたとき、でも2回は作り笑いで、3日目にベッドの上で、ようやく理解して笑うとのこと。

さぁ、ユダヤ人のジョークを楽しみましょう!

目次は、こちら。

第1章  なぜユダヤ人ジョークは面白いのか
第2章  人生と家庭
第3章  お金とビジネス
第4章  宗教と日常生活
第5章  セックスと人種
第6章  ユーモアの効用と実践

ユダヤ人は、商談の前に、ジョークをよく話すようです。

場を和ませることで、商談をスムーズに進めるためです。

さらに、ジョークを言うことで、自分の苦悩やストレスを和らげ、元気づける効果にもなっているとのことです。


筆者は、ジョークをよく分析していて、まず、ストーリーとオチの関係が大事といわれています。ストーリーのあとに、最後の一撃を与えなければなりません。

一撃は、想像できないような仰天させれるものが好ましいようで、4つ例を挙げられています。

・洒落や語呂合わせを利用したもの

・どんでん返し

・矛盾があっても平気

・しっぺ返し

例えば、傘を持ってる友人が、雨が降ってきたのに傘をさそうとしないので、友人に訪ねました。すると・・・

「なんで傘をささないんだ?」
友:「傘に穴が開いてるからだよ。」
「なんでそんな傘持ってきたんだ?」
友:「雨が降ると思わなかったからさ。」

(矛盾があっても平気 のストーリ)

終業近くに、ボスが秘書に、山ほどの書類を渡して、タイプすることを依頼しました。むっとした秘書が・・・
秘書:「1日でもいいから、私がボスになって、あなたが秘書になったらいいです。」
ボス:「うまくいかないと思うよ。僕には、あれだけのコーヒーは飲めないから。」

(しっぺ返し のストーリ)


ユダヤ人にとって、母親の存在は、とりわけ重要のようです。家庭を守り、子供を豊かな愛情で包んで、立派に育てることが、社会的及び宗教的義務とされているのです。

母親の存在を示す、有名な諺もあるようです。

「神様は、どこにでもいることができないから、母親を作った」

また、ユダヤ人の母親は、「教育ママ」という表現があうような、教育熱心な方が多いそうです。

母に、まつわるジョークを一つ、紹介します。

息子が、大学に入学することになったので、母が、青と緑の2つのネクタイをプレゼントしました。
入学式の日に、青のネクタイをした息子を見て、母が不満げに言いました。
「どうしたの?緑の方は、気に入らなかったの?」

子供を愛するあまり、全てを受け入れてほしいがあまり、突拍子もないことになってしまったのでしょうか? 笑

その母親も 旦那さんに対しては、(妻としては) なかなか手強いそうです。

著者は、手紙やメールでジョークを募っていたようですが、女性からも結構なジョークが送られてきたようです。

「ユダヤ人が離婚するときは、なぜ、そんなに高くつくの?」
「それだけの値打ちがあるからだ。」


恐ろしいですね。 笑

ちなみに、このジョークも女性から送られてきたもののようです。

ユダヤ人は、お金儲けが得意という話を聞いたことが、あるでしょうか?

ユダヤ人は、商売に関して、とても熱心で、粘り強いようです。

著者自身もそのような経験があって、なぜそんなに粘るのかと、直接聞いてみたところ、「しつこさは、利益につながるからさ」という答えが返ってきて、驚かれています。

商売上手が関係するのかわかりませんが、お金にはシビアなようで、ユダヤ人には、「人に金を貸せば、敵を買ったことになる」という格言があって、特に貸し借りには厳しいようです。

このようなジョークもあります。


聖職者を目指して勉強していた学生が、懸命に勉強していましたが、訪問者が多くて、集中できないため、父親に相談しました。

父:「相手が金持ちなら、お金を貸してほしいといえば、二度とこないだろう。相手が貧乏なら、金を貸してあげればいいよ。返しには来ないからね。」


たくましく生きてきたユダヤ人の歴史が、ジョークから垣間見れるような気がします。

私は、もともとシュールなアメリカンジョークが好きでしたが、ユダヤ人との関係性など興味深かったです。

最後に、私の気に入っているジョークを紹介します。

年をとったユダヤ人の客が、ウェイターを呼んだ。
「このスープを飲んでごらん。」
まずいと苦情をいわれたのではないかと思ったウェイターは、答えた。
「客さん、いつものスープですよ。もしお気に召さなかったら、違うのをお持ちしますが」
客は繰り返した。
「このスープを飲んでごらん」
「チキンスープがダメなら、代わりに野菜スープをお持ちしますよ」
客は再び繰り返した。
「このスープを飲んでごらん」
「分かりました。飲んでみましょう。ああ、スプーンがない!」
そこで客は勝ち誇ったように、叫んだ。
「やっと分かったかね!」
アメリカに移民したばかりのアイルランド人が、ニューヨークにやってきた。
ある日、市内見物をしていると、バーの窓に「飲み放題1ドル!」という張り紙があるのを、目ざとく見つけた。すかさず、そこに飛び込んだ彼は、バーテンダーに向かって叫んだ。「おれに2ドル分を飲ませてくれ!」

ご覧いただき、ありがとうございました!

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