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haruta
2020年3月20日 19:17
友人から本を借りて読んだ。辻村深月さんの『盲目的な恋と友情』だ。テーマは題名の通り盲目的な恋と、盲目的な友情。嫉妬、執着心、憎悪、そんな感情がありありと書かれた作品だった。辻村深月さんを好んで読む私からしたら、作風のガラッとかわった挑戦的な作品だったように思う。 恋は盲目。そんな言葉をよく聞く。恋に溺れた姿というのはとてつもなく盲目で自分を客観的に見る余裕はおろか他人の「あ