がんばりたいがんばれない

この世の人間、働いている人は皆、無理をして出勤している。わたしは無理をしないことを前提とした療養期間から、1年半かけて無理をしてでも何かを頑張れるようになった。それは良いことなのか今もわからない。でも社会生活には欠かせないものだ。

ほとんどバイトを休まなくなった。「最近は体調良さそうで良かったね。」と声をかけてもらえるが、体調が良かった日なんて一日もない。休むことが怖いだけ。無理をしてでも何かできるようになると、無理をしなくなることが怖くなってきた。心に余裕を作ることが怖くなってきた。頭の情報処理に負荷をかけて、恐怖と不安の生産ができなくなるようにしたり。何か考えなくなることが怖い。希死念慮はそのわずかな隙間を見逃さない。それから逃げ続ける。走り続ける、そして、結局、目の前に立ち塞がるのは、それもまた希死念慮である。

自分の精神状態に精一杯で、他人を思いやることができなくなった。バイトで挨拶したくない日はできない。もらったお菓子が汚いものに感じてその場でゴミ箱に捨てて、そんな自分がとてつもなく嫌になったり。家族にも優しくできない。彼氏にもわがまましか言えない。

疲れているから、休んだり、バイトを辞めることも視野に入れているけど、頑張りたい、と頑張りたくない、の板挟みです。
美味しいものだけは、たくさん食べる。