天空の抹茶シロノワール

ひとりでじぶんと会話をする。
湯船につかっている時間、だれでもない人にじぶんの感覚の説明をしている。
見えない医者に体調不良を訴えている。

犬と猫が無条件に愛されることに異常にむかつくようになった。
動物に感情はないと思っているから、みんなご飯のために人間になつくだけなのに、
無駄に高いお金をはらって、どうせすぐに死ぬ命をはぐくんでいることに意味が見いだせない。
でも本当は、犬も猫も、かわいい。

今日は新作のシロノワールが食べたくて、コメダ珈琲に行った。
玄関開けた瞬間から冷や汗がにじみだして、
割と強い日差しにびっくりしたけど、
でも今日はシロノワールたべようとおもっていたから。

席に着いてから、人々が会話する声が脳でわんわん反響していた。
ごまかすために本を読んでいたけど一文字もはいってこなくて、
ミニサイズのシロノワールが目の前に出てきた瞬間、急にお腹が痛くなった。

シロノワールを放り出してトイレに行きたくなくて、
絞り上げるような痛みを感じながら、口に詰め込んでしまった。
家に帰ったときには味は覚えてなかった。

もう、1年前くらいの体調ではないのだろう。
元気が底を尽きた。あんなに無理しても働けていたのに。
もっと早く仕事はやめるべきだったんだろう。

いまはとにかく、お腹痛いのをなおさないと。

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