お金を借りる事
社会人に出るまでは借金は悪だと考えていました。
大学生の時、父が消費者金融に手を出し500万円以上の借金を抱えていました。
借入理由はパチンコ。
母も精神を病み、親戚中に頭を下げて借金肩代わりしてもらったそうです。そんな父の背中をみて情けなく思い、そして母を鬱にまで追い込んだ父を恨んでもいました。
そんな私は大学卒業後、金融機関に勤める事となりました。大学生の時とは打って変わり借入にまったく嫌悪感はなくなり、何なら借入は積極的にした方が良いと考えているくらいです。
要は目的がはっきりした借入は積極的にするべきで、曖昧なものはするべきではないと言うことだと思います。
今大学生の頃の心情を振り返ると少し被害者意識が強すぎたのかと思います。父のお小遣いへの配分が少なかったのは私たち家族のためだったのかも知れませんし、その借入をしてなければ大学にも入学できていなかったかも知れません。
立場によって見方は様々ですから、やはり経験を踏んでフラットな目線で何事も捉えていくのが大事かなと思います。
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