黄泉戸禊を食べた

黄泉戸禊(よもつへぐい)
 黄泉 (よみ) の国のかまどで煮炊きしたものを食うこと。
 その後は現世に戻れないとされている(GOO辞書)

夏越の祓の日に奉納されていたお米で作ったおにぎり。
ものすごく美味しかったんです。という話。

一口食べただけで、体が別のものになったといって過言ではないほど
身体が喜んですっきりしてたおにぎり。
味もまろやかで、やわらかくておいしい。

私は昔1度だけあまりのおいしさに泣いた、本当に体を考えて作った
養生宿の食事があるのですが、それと同じくらいの美味しさです。

ただの塩にぎり。

そのときにふとこのご飯は、黄泉戸禊なんじゃないかとおもいました。

神様に奉納されていたわけだし
身体が全然ちがうものになってしまった気がしたし。
また食べたいと思っている。

その食事を食べ続けたらどうなるのか興味があるし
(めちゃめちゃ健康になるとおもう!)
その食事を知らなかったときには戻らない。


今すごくそのご飯が食べたいという気持ち。
どうしたら家で再現できるんだろうってすごく考えちゃいます。

黄泉、ではないけれど、
異世界という意味ではもう全然別の世界を見ている気持ち。

こうやって世界が変わっていくんだなと思っています。

まるで恋ですね。

どなたかそういうご飯を知っていたら、ぜひぜひ教えてください。

たまに神社のご飯や、催しものに参加するのは楽しいです。
わたしは全然詳しい人ではないですが!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?