見出し画像

🤔「なんでスペインに行きたいの?」

こんにちは。

最近、ふと題名の様な質問をされることがありました。

「なんでスペインに行きたいの?」

そして、自分でもなんでなんだっけ…と思えてきたので、今回noteに思いの丈を書いてみることにしました。
よろしければお付き合いください。






①スペイン語との出会い (高校編)

実は高校時代にスペイン語をかじったことのある私。通っていた学校で、第二外国語が必須だったので、なんとな~く言語使用人口も多いスペイン語へ。

その時はとても不真面目な生徒だったので、毎回壊滅的なテストと、よろしくない授業態度、でもユニークな先生が好きで、なんだかんだ3年間履修しました。

この時のベースが今に役立っているのか???と言えば、30%くらい。笑
(先生ごめんなさい…😅)
線過去と点過去が意味わからなかったなぁ。位で頭がパンクして終わりました。

唯一覚えているのが、この言語を3年間履修したご褒美(笑)として、先生が自宅でスペイン料理をふるまってくれたこと。ええ、花より団子なのでこういう事はめっちゃ覚えています。
とっても美味しくて、先生のおもてなし(圧)もすごくて、気づけば6時間食べっぱなしだったなぁ。笑

この時から、スペイン風オムレツのファンになるのであった…。





②スペイン語との再会(アメリカ留学編)

そして脳内でスペイン語が埃被った(つまりほとんど忘れてしまった)状態で、英語圏のアメリカ留学へ。
留学については、以前から何度か書いているので割愛します。

最初に着いたカリフォルニア州でも、英語/スペイン語の併記が多いことに驚いたのは、ぼんやりと記憶にあります。

そしてここで、まさかのスペイン語圏の友人がたくさんできる。
しかも仕事でもスペイン語圏のゲストが多い中、需要(ゲスト)と供給(スペイン語の話せるキャストの数)があっていない。

なんとか役に立てないかな~と考え、ネイティブの友人に教えてもらいつつスペイン語の接客ワードを覚え始める。
…といっても、クレームとか複雑なものは受けられないので、チェックイン時に使える簡単なワードや定型文で対応できることでのみ、対応してました。

もちろんネイティブではないので、「今スペイン語を勉強してて、少しだけ話せるからそれでも良いですか?」とゲストにお伺いして、、、いいよ!と言ってくれた方だけに片言のスペイン語で対応してました。
結構みなさんやさしくて、練習台になってくれました。今ではいい練習になったなぁと思います!
もちろん何かトラブルに合っている人とかは、ネイティブと話したいのできちんとその旨を言ってくれます。なので、そんな時は同僚にパス。

例えば、スペイン語ではこんなことを聞いていました☟

「予約の確認をしたいので、ID(身分証明書)をお願いします。○○人(人数の方)で、○○泊でお間違いないですか~?」とか

「○○(国名)からいらしたんですね!どの都市にお住まいなんですか?私は日本の東京から来ました!」とか

「マジックバンド(ルームキーでもあるリストバンド的なもの)にクレジットカード情報をリンクさせて、お買い物できるようにしますか?」とか

「お部屋番号は○○です。(地図を見せながら)ここを右/左に曲がって○○テーマの建物へ行ってください」とか

「事前にミールプランをご購入されているので、スペイン語版のパンフレットをお渡しします。ご確認ください。」とか

他にも、オフの時にはスペイン語圏の友人と過ごして、スラングを教えてもらったり。大失恋した友達に、無理くり失恋ソングを覚えさせられて、みんなで大合唱したり。笑

なので、正直資格に向けたスペイン語力よりも、その場で知っている言葉で対応する力や会話力がめきめき上がっていきました。。。
その結果、今になって資格勉強で苦労しているんですが😅😭文法とか文章書くのとかムズカシイ。。。

この時に感じたのが、
・スペイン語と言えど、話す地域によっては単語が全く違うものを使うのが興味深い!
 例えば、ある単語はスペインでは普通に使われている動詞でも、中南米では下品な意味の言葉として扱われている、など。。

・全体的に彼らの性格が自分に合っていると感じた
 楽観的でおしゃべり大好きで、とにかくあったかい。人は人、自分は自分がはっきりしている。

「あぁ、この人達が住んでいる国ってどんな感じなんだろう。行ってみたいな。もっと話せる様になりたいな。」と素直に思ったのでした。




③初スペイン語圏への旅行

かなり前の投稿でも書いていますが、彼らを訪れにスペイン語圏へ。

今でもマドリードに降り立った、あの時の感動は忘れないです。
洗練された都市でありながら、自国の文化をしっかりと守っている場所。
建物も、食も、天気も全て好きだなぁ、ここに住んでみたい!と思ったのでした。
幸い、まだスリにもあっていないのでそこまで嫌な思い出がないのもあるかもしれません。

個人的にはメキシコシティも良いなと思ったんですが、やっぱり治安が不安です。
日本は不自由なく歩きまわれる。それって治安が良いからなんだな、と改めて感じました。

そしてこれまでひどい差別にあったことがなくて。現地で過ごす時の服装も基本ユニクロとかZARA/H&Mなので、、。お金持ってなさそうに見えてスリに狙われないのかと。。。財布だけ毎回渡航時にハイブランドは持っていかない様にしています。

あと肩書や敷かれたレールではなく、「人」を見てくれている様な気がします。

留学後に戻ってきて、日本は少し息苦しいなと感じました。敷かれたレールをずー-っと歩き続けなければいけない、世間からの重圧や就職戦争とかに耐えながら暮らすのが最適なのだろうか?と考える様になりました。

まだ全然やりたいことが固まっていなかった自分にとって、そうしたレールに戻らなくてはならないことは、すごくハードルの高いことに感じました。

実際今でも、具体的に自分がこれからの人生何をしたいのかは決まっていない…。苦笑




④…で、結局なんでなんだっけ?


だから、他の人みたいに立派な動機があるのか?と言うと微妙。別にスペイン語圏に留学していたわけではないし、帰国子女でもない。その言語専攻でもないし、ゆかりのあるテーマを専門的に勉強していたわけでもない。

ただ単に留学先であるアメリカでスペイン語圏のみんなと半年一緒に過ごして、彼らの話す言語や生活に興味が出て、実際に現地の友達宅に泊めてもらったことでローカルライフを経験させてもらい、暮らすイメージがしやすくて。

そんなこんなで、住みたいなと思ったのがスペイン
本当にただそれだけ。感覚的にも性格的にも合うなって思っただけ。笑
こんなんで他人にうまく説明できるのだろうか…?

一生住みたいのか?と言われるとわからない。まだ長期滞在をしていないから、よく聞くお役所関連のやり取りの大変さとか、たらいまわしにされた経験とかはない。

コロナのせいで、計画がぐちゃぐちゃになったと思ってたけど、今はむしろコロナのおかげでこうして見つめなおす時間やスペイン語の資格を取る時間が出来たと思っている。



あぁ、明確な答えは出ないな。
お会いしたことがない他人にこの話を簡潔に伝えるのは難しいな、、、、と思ったのでした。

でも、やっぱり諦められない夢です!またここから頑張っていきたいと思います🙋🏻‍♀️

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ではまた~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?