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レポ#18 NIFREL(ニフレル)

検索エンジンに「ニフレル」と入れると、候補の中に「ニフレル ひどい」と出てくる。好みは分かれるのかもしれないが、私には刺さった。この日は始発の新幹線、しかも開園凸で神戸どうぶつ王国に行った夕方に訪問。このままホテルに行ったら動けなくなるなと思うぐらいの疲れで訪れたけれど、入ったら「なにこれ楽しい」結局何周もした。

基本情報
場所:大阪府 吹田市
入館料:2000円(大人、2022.02.04時点)
飼育点数:?(水族館ぴあに掲載がなかったため)

ニフレルは初訪問。万博記念公園には3回ぐらい来た事があるし、存在も知っていたけれど特に魅力を感じず毎度スルーしてしまっていた。きっかけは、ある方のTwitterのスペース。ニフレル訪問を語っておられるのを聞いてすごく行ってみたくなった。園館の魅力を伝えられる人ってすごい。

場所は、万博記念公園駅を下りて歩いてすぐ。
白い巨大な建物がどんと現れます。コンセプトの「生きているミュージアム」の名の通り、美術館のような外観。

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パンフレット

チケットは、WEBで事前に購入してQRコードで入場した。窓口の混雑が嫌で買ったけど、そんなに並んでいたかった。紙のチケットがほしかったかもなぁ。

パンフレットはこちら☟

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折りたたむパンフレットの大きさだけど1枚両面刷り。館内図はこんな感じ。

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各ゾーンが「~にふれる」と館の名前とかかっていて面白い。


いろにふれる

はじめは、「いろにふれる」

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カラフルな魚が泳ぐ円柱水槽が10個ほど並びます。

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プテラポゴン・カウデルニィ。

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ミナミハコフグ。ハコフグのフォルムと泳ぎ方大好きです。

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黄色に黒のドットは目立ちますね。

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水面のギリギリをせわしなく泳ぎます。

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お気づきかもしれませんが、背景の色がどんどん変わって楽しい。カーテンのようになっていてそこに当たる光の色が変わる。

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時間帯によって照明の雰囲気を変えているというアナウンスがあり、夜になると落ち着いた雰囲気でした。

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モンガラカワハギ。水が循環する場所で遊んでいた。

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いました!テグリ!

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スポッテッドマンダリン。どこかで遭遇しているだろうけど、意識して見るのは初めてかも。

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背びれが開くとより鮮やかさが際立つ。

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横顔だと、チャームポイントのおちょぼ口がわかりやすい。

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近寄ってきてくれました。

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スポッテッドマンダリンは比較的撮りやすかった。

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一方、難易度がものすごく高かったのはニシキテグリ。岩の下の陰にいるのわかりますか?定位置はあそこ。

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出てきても、ちょこっっとだけですぐ隠れてしまう。

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そして、撮るのが難しかった理由のもう一つが、個体の小ささ。翌週八景島シーパラダイスに行ってニシキテグリを見たとき、この個体が小さかったのがわかりました。

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最後は、2匹一緒におさめられて嬉しかった。

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わざにふれる

お次は、「わざにふれる」

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空間がおしゃれですよね。おしゃれなだけでなく水槽も見やすい。

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マモンツキテンジクザメ。

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こっちがサンゴトラザメかな?顔は似ているけれど模様がけっこう違う。

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ゴンズイ。群れになって潜んでいる。

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こちら、訪問前から知っていたテッポウウオの水槽。たしかエサを打ち落とす様子が見られることで話題だったような。

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もっとスマートなお魚だとイメージしていたけれど、平べったいんだな~。

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アカエイが横切る。

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壁には小さな水槽がいくつか並んでいる。モンハナシャコ。

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アップで撮ると虫みたい(苦手な方ごめんなさい)

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フリソデエビ。「きれい」の一言に尽きる。

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クマノミの赤ちゃんが生まれていました。

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小さくて撮るの難しい・・・。

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この魚、なんでひっくり返っているんだろう?

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不思議に思っていたら、これが正常なんですね!解説ありがたい。

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ツバメタナバタウオ、初めて見た気がします。目の色もきれいですね。

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エメラルドパファー。フグかわいい。

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およぎにふれる

だいぶ雰囲気が変わって「およぎにふれる」

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ブラックゴーストナイトフィッシュ。写真撮るのは無理!泳ぎ方が幻想的なのでぜひ実物を見てほしい。

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全体的に証明が落とされていたので、このゾーンで写真を撮るのは諦めました。

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水槽に印字されている文字に光を当てることで、影の字が読める。すごい素敵な演出。

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ブルージェリーフィッシュ。グミのソーダ味とコーラ味みたい。

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ぽこぽこ泳ぐ動きはたまらないですね。

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「およぎにふれる」を抜けると、「ワンダーモーメンツ」という大きな球体があるコーナー。ベンチもあって休憩もできる。

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ちなみに、「およぎにふれる」の入口にはこんなリーフレットが。このゾーンは2020年にできたんですね!

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開くと、チョウチョウコショウダイの泳ぎがわかるパラパラ漫画が作れるようになっています。

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かくれるにふれる

2階に上がって「かくれるにふれる」ゾーン。

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部屋の中の雰囲気もなんかミステリアス。

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フライシュマンアマガエルモドキ。どこにいるかわかりますか?

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ブレブレのオイランヨウジ。円柱水槽難しい~。

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クロウミウマ。円柱水槽を周遊していた。

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ニッコリ笑っているように見えるハナビラウツボ。

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エボシカメレオン。たしかに、烏帽子をかぶってるみたい!

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撮ってるのがバレて、カメラ目線いただいた。

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みずべにふれる

次のゾーンは「みずべにふれる」

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見上げるといきなりホワイトタイガー。今年の主役。

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イリエワニ。じっと動かなかった。

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去年生まれたミニカバの赤ちゃんテンテンとお母さんはバックヤードでお休み中。この時間はお父さんが展示されていた。バックヤードのライブ映像を流してくれてて親切。

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ピクニックカフェ"EAT EAT EAT"

「みずべにふれる」ゾーンにカフェがありました。

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お昼を軽く済ませてしまっていてお腹がペコペコでカレーを食べた。この日はたまたまカレーの日だった。

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ワニカレー。見た目がかわいいだけじゃなくて味もちゃんと美味しかった。

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うごきにふれる

最後は、「うごきにふれる」ゾーン。

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こんな感じで、とても開放的で生き物との距離が近い。

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コツメカワウソ。

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リクガメ。

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見上げるとワオキツネザル。近い!

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天井の隙間にもいた。しっぽが垂れてきている。

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カピバラ。スタッフさん(ニフレルではキュレーターと呼んでいるみたい)が「泥浴びしたばかりなのであんまり近づきすぎないようにしてください」と呼び掛けていた。

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ケープペンギン!みんな気持ちよさそうに寝ていた。

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隣の石がお友達みたい。

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ニフレルは順路がきっちり決まっているタイプで、特に2階にあがってしまうと1階には戻れなくなっていた。出口までくると、通路を通って入口まで戻れるので3周ぐらいした。

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19時閉館だったのだけれど、18:30ぐらいにはここにロープが張られてしまって戻れなくなっていた。

期間限定で「ひびきにふれる」ゾーンがあった。特殊な音源でいろんな音が立体的に聞こえるとのことだったが、大きい音が苦手な私は急いで通り過ぎるだけになってしまった・・・。

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グッズ

まずは、すみっコぐらしとのコラボのガチャ。

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どれが当たってもかわいいので1回やりました。

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出たのは、ケープペンギンとペンギン?

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もう一つ買ったのは靴下。全部で4種類あって、他にはカワウソ・カバ・魚があった気がする。私はペンギンがいた「うごきにふれる」ゾーンがモチーフのものを購入。

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まとめ

冒頭にも書いたが、私にとっては十分楽しめる生き物施設でした。たしかに、展示数は多くなく都市型水族館のような雰囲気があり、「ニフレル」の名前から”生き物と触れ合える”と勘違いしてしまうと少し残念なのかも。

何が良かったかって、やっぱり展示の仕方に工夫があって楽しかった。それぞれのゾーンのコンセプトがしっかりしており、新たなゾーンに入る度にワクワクした。

海遊館がプロデュースしているだけあって、生き物を大切にしている信頼が厚いのも良い。びっくりしたのが、ホームページに「生きもの図鑑」として、おそらく飼育生物全種類の名前と解説が載っていた。

昼と夜で光の演出が違ったり、夜はバックヤードにいたミニカバのテンテンにも会いたいので、今度は昼に行ってみたいな。大阪に行った際にはまた訪れたいと思います。

完全に余談ですが、某アイドルオタクをしていたので午前中は神戸どうぶつ王国への道中でワールド記念ホールを見て、午後は万博記念公園と、かつての2トップの卒コン会場に1日で訪れたと気付いたときはエモかったです。

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