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駐在妻を誤解しないでいただきたい

私は、ブラジルで駐在妻をしている。

実は、小学生のときから決めていた。
私は海外駐在(自分が働くでも、妻でも、形式は問わなかった)するんだと。

きっかけは、父親・母親がタイで駐在員/妻してるのを近くで見てきて、なんかいいなぁ、くらいだった。

だから就活をするとき、グローバルに展開しているメーカーを受け、今の会社に入社。結果駐在妻としてだがブラジルにいる。
同期は、女性でも海外でバリバリ働いてる人もいれば、私のように社内婚して駐在妻としてついてきた人もいれば、旦那の駐在についてきたけど、自分もその国の同じ会社で仕事続けてるって人もいる。
もちろん、女性側が海外で働いて、男性が駐在夫としてついていく仲間もいる!固定観念に囚われてなくてすごく素敵。

駐在妻になる前は、こんなイメージがあった
・旦那の職種や位で謎にマウンティングしあう妻たち(しょうもない、絶対関わりたくないと思ってた)
・毎日オシャレなカフェでティータイム
・旦那のお金で贅沢三昧
・趣味は、手芸かお皿に絵を描くやつ

でも実際はこうだった
・駐在妻ハイスペック説(高学歴エリート多め)
・語学堪能(英語+α)
・今後のキャリアを真剣に考えてる
・やさしい(人間としてかなりできてる)
現地で働いてる男性陣より人としての中身もスペックもレベル高いんじゃないの?と思ってしまうほどだ。

よく、
・駐妻って普段暇でしょ?何してるの?

とか聞かれるし、なんかやけに舐めてかかられるんだけど
暇な人は暇だろうし、これをチャンスと思ってる人はそれなりに海外にいようと日々努力してるだろうし、人それぞれ。
自分の買い物は自分の貯金から払う人もいれば、旦那にお願いする人もいる。

特にお子さんいる人に対して暇でしょ?とか
絶対に言っちゃいけないと思う。
日本とは全然違う国で学校や医療や習い事やお菓子食べさせて、旦那が家にいない間生活基盤整えて。人によるけど言語だって通じなかったらどこに連れていくのも大変。
そしてブラジルは治安が最悪ときた。

駐在妻を誤解しないでほしい。
キラキラしたイメージを見せてくる人もいるけど、日々チャレンジングな中で楽しみながら苦しみながら生活している人がほとんどだ。

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