察する能力(推察力)の養い方

こんにちは、教祖はるさんです。

以前「家庭環境の悪かった男性がセックスが上手い理由」という記事を書かせていただき、その中で「人の内心を推察する能力」について言及しました。この能力はセックス以外にも対人関係を円滑に築いていく上で非常に有用な能力だと思いますが、果たして「家庭環境が悪い」などの自分ではどうしようもない過去やその他の外的要因があったことでしか身に付けられないのでしょうか?

僕はこれまでさまざまな男性にコミュニケーションを土台として講習を行ってきましたが、当該能力がある人と無い人でどのような着目点の違いがあるのかということを観察して様々な考察をした結果、それは「後天的に身につけることができる」との答えを出すことが出来ました。

そもそも「察する能力」がないことは、見方によっては幸せなことでもあります。それはこれまでの人生の中で「察する能力」が必要なかったということだからです。人の顔色を伺わずに、自分の思ったことや考えたことを表現できるというのは、僕は幸せなことだと思います。なのではっきり言って「察する能力」は、必須のものではありません。人付き合いもセックスも「自分の本音」を、かたちを気にすることなく表現できることが幸せなことでもあるのかなと思います。

ただ現実として、それでは言語もしくは非言語コミュニケーションが円滑に取れない相手も存在しますし、当然「察する能力」があった方が相手の欲しいものを的確に提供することができ、それによって「愛されること」につながることも多いです。

今回の記事では、幸運なことに「察する能力」を家庭環境などの外的要因によって充分に身に付けられなかった方(もしくは、もっと身に付けたいと思っている方)がどのようにそれを養うのかといった方法を提示することで皆さんにも「察する能力」を養っていただき、対人関係を良好に築いていただけたらと思います。

当記事の構成は以下の通りです。

①察する能力とは
②推察力を養うに当たっての方向性
③推察力を養う方法

それでは順番に見ていきましょう。

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