ad:tech tokyo 前夜 あれから9年
こんばんわ。
いよいよ明日ですね。そう、ad:tech tokyo 2019が明日から開催されます。
広告業界などの界隈の方々以外のほとんどの方にとってはあまり関係のないイベントかもしれませんが、私にとって今年のad:techは感慨深いイベントです。
社会人1年目の時にこのイベントにスタッフとして参加してから9年。まさか自分がスピーカーとして登壇することになるとは思いませんでした。
ad:techはデジタル関連のマーケティングのパイオニア的存在で、年に1度のお祭的なカンファレンスです。(個人的解釈)
普段自分が仕事で参考にしている記事に出てくる方や普段は会えない世界的に有名なブランドやプラットフォーマーの方のお話が聞ける場所です。
9年前、新卒でデジタルエージェンシーに就職した私はわけのわからぬままスタッフとして参加し、他の会社の1年目の方々と共同で会場設営や同時通訳のレシーバーの受け渡しなどを行っていました。
特典として休憩時間に有料のカンファレンスを聴講することができ、興味のあるセッションに仕事を調整して参加していました。
普段会社で仕事をし、客先への訪問と自社の往復が主だった私にとって、外部の有名な方の話を聞く機会はとても貴重で、「会社外に情報を取りに行く」重要性を知った初めての体験でした。
当時のセッションのテーマ一覧がこんな感じ。
▼ad:tech tokyo 2010
Brand Marketing
Research & Analytics
Strategic Mobile Marketing
Social Marketing
Integrated Marketing
Performance Marketing
Creativity
Business development
Media Marketing / Agency
Mobile Technology Marketing
New Strategies, New Channels
「ad:tech Tokyo 2010 今年は基調講演も登録無料! 参加申し込み受付スタート」ーWeb担当者Forumより引用
今でも通用しそうなテーマもあるし、当時らしいなぁ・・・というテーマもありますよね。(MobileとかSocialとか)
覚えているのは講演の内容というよりは雰囲気と感覚。こんなにたくさんの方が自分が仕事としている「デジタルマーケティング」という領域に興味があるんだ。こんなに世界は広いんだと感じたことでした。
同じ業界に所属している1年目の方々と交流できたのも貴重な機会でした。
普段はライバルの彼らと話す機会はほとんどないので、同世代の同じような仕事をしている彼らを目の当たりにすることで「ともに業界を大きくしていくんだ」という仲間感を感じられました。(ワンピースの最悪の世代が集まったシャボンディ諸島にいるような感じ。勝手ですが笑)
そんなad:techに本当にいろいろな幸運が重なり、登壇する機会をいただけたのは非常にありがたいと思っています。
私は2日目の「NEW EXPERIENCE」トラックで「2020年に起こるダイレクトマーケティングの大きな変化」というテーマでお話させていただきます。
本当に心強いモデレーターの川名さんを筆頭に、ダイレクトマーケティングのプロの方々と「未来」を語ろうと思っています。
あの1年目で参加した自分のように少しでも講演を受けた方の未来が開けるように、少しでもビジネスとお客様との関係性を良い方向に、前向きにできるようになれば嬉しいなと思っています。
ad:tech 2019、参加される方もそうでない方も、Twitterや会場でお会いできるのを楽しみにしております!ともに、楽しみましょう!
サポート、こんな私にサポートしてくれる奇特な方がいたら・・・そんな方がいたらとても私にとっては貴重な存在です。