失敗から学んだ事
みなさんこんにちは
アパレル業界で、10年間営業マンをやっていました。人見知り、しゃべるの苦手でも、年間売上を2憶円作れます。
今日は、僕が10年間の営業活動でいろいろな失敗をしてきましたが、その中でも一番大きな失敗した出来事と、その失敗から学んだ1番大事な事を書いていきます。読んでいただいた方にもプラスになります。
営業マンに必ずついてくる予算。この予算を達成する為に、営業マンはいろいろな事を考えて行動します。
僕も売上を作っていく上でどうしても、毎回ある程度の金額を作れる、数字の柱になる専門店が必要だと考えました。担当していた東北地方にも、地場の専門店さんがあったので、ターゲットを決める事からスタートしました。
その専門店さんは、店舗数も多く東北地方の売上を考えた時に、絶対に取引をしないといけないお店でした。
まずは、飛び込みで本社の方に社長さん宛に訪ねていきました。運よく、社長さんにお会いできましたがコワもての社長さんで、話すら聞いてもらえませんでした。のちに分かったのですが、すごい人見知りと自分で言ってました。
とりあえず、こっちの取引をしたいという誠意を社長さんに伝えないといけないと思い、お店の特徴、横並びのブランドや商品構成などを徹底的に調べました。また10店舗あるお店全てを回り、名刺を置いて帰るという作業を、1年近くひたすら続けました。
するとある時、どうしても探している商品があり、僕のブランドでその商品を作っていた事もあり、携帯に連絡をを頂きお取引をして頂ける事になりました。はじめは、なかなか心を開いてもらえなかったのですが、徐々に仲良くなりました。またお酒好きな社長さんで飲みにも誘ってもらえるよになりました。ここまでは、僕が思い描いていた通りになりました。
ただ、この後、僕がしてしまったたった1つのミスが社長さんの逆鱗に触れてしまいました。
ある時、9月下旬にオーダー頂いていたダウンJKが上がってきました。元々の納期は9月下旬~10月上旬でしたが、オーダーを頂いた時に10月21日付の伝票で送ってと言われていました。
その時、僕は出荷をするか凄い悩みました。
なぜなら、9月の売上予算が、ダウンJKを出荷する事によって達成できる為だったからです。今まで1度も予算を達成した事がなかった僕は、迷いましたが、言い訳の理由ちゃんと考え出荷をしました。
すると出荷した翌日に、当然電話がかかってきました。そして僕は管理の人が間違えて出荷をしてしまったという理由にしました。
そして、その商品を戻すから10月21日付けの伝票になったら送ってと言われましたが、大量の商品が戻ってくると上司に怒られる為、伝票を10月21日付に直しておくので、商品はお店に置いておいて大丈夫ですと伝えました。実際9月の下旬に出荷した商品の伝票を10月21日付には、できません。どうしようか迷っているうちに、そのままた時が過ぎ、9月の請求書がお客さんの元に、届いてしまいました。
社長さんから連絡があり、ダウンの売上が請求書に載ってるが、どうなっているんだと社長さんはめちゃめちゃ怒っていました。そして、オーダー頂いていた商品は全てキャンセルになり取引も全てなくなってしまいました。後日、1人で謝りにいきましたが、会ってもらえませんでした。
こうして、僕は自分の売上の為だけの行動によって大切な得意先の信用をなくし、取引もなくしてしまいました。
この失敗から学んだ事は、2つあります。
1 信頼は作る事は大変だが、なくす事は簡単で一瞬にしてなくなる
2 一度、失った信頼は簡単に取り戻す事が出来ない
1 信頼は作る事は大変だが、なくす事は簡単で一瞬にしてなくなる
「信頼」この2文字の言葉を得ようとする為に、とてつもない時間を人は使います。たった1つの失敗、たった1つのミスで、今まで時間をかけて積み上げきたものは一瞬にしてなくなります。
一人でやっていての失敗であれば自分だけですみますが、グループや、事業部などの沢山の人が関わるビジネスシーンでは場合では、多くの人に迷惑がかかります。
2 一度、失った信頼は取り戻す事ができない
形のあるものであれば、復元したりする事も可能ですが、信頼という見えない糸で繋がっていた物は二度と取り戻せません。なぜなら人間の心理としてまた同じことをするという心理が働くからです。
今回、僕が失敗したこの経験はとても勉強になった出来事でした。ビジネスシーンではもちろんの事、これからの人生においても大きなプラスになったととらえています。やはり失敗から学ぶ事は、高い授業料になってしまいましたが、とても大事だと痛感しました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。随時新しい内容を書いていくので、フォロー待ってます。コメントもあれば是非お待ちしております
また有料noteも制作中なので、出来次第、載せていきたいと思います
宜しくお願いします。
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