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自分を知りたいなら、周りの物やよく行く場所を見てみよう


全く予定がない日に、どこに行くか


久しぶりに「仕事を全くしない!」と決めて、完全にオフにした。で、何しようかな?と思った時に、「本屋に行きたい」と思った。

昔から本が大好きで、都内で暮らしていた時の休日は大型の本屋に一日中いる事も多かった。地方に来てからは、大型の本屋がないのと、図書館が小さいのが寂しい。

今日もあっという間に、3時間。
まだまだ本に囲まれていたいと思いつつ、家路に着く。


本との出会いは冒険である

本屋は私にとっては最大のアミューズメントパークで、私はディズニーランドには全く興味がないけれど、みんながディズニーランドに行くような気分を本屋で体験している。

新しい事に出会ったり、好きな作家さんの新作を見つけたりと、静かなわくわくを感じながら夢中で新たなときめきを探している。


久しぶりに時間ができた時に選んだ事が、自分が一番好きなこと

「自分は何が好きなんだろう?」「自分で自分が分からない…」と感じている時期が長かった。

自分の内側を掘り下げて考えれば考える程に分からなくなる。でも、他者がいなければ自分という存在も成り立たない。

それが実感できてからは、すごくシンプルに、予定が無い休日に足を運ぶ場所や部屋に似たような物がいくつもあったら、それが自分の好みなんだと思っている。周りにいる友人や仕事で関わっている人も自分を現してくれている。

気がついたら増えている本や、隙間時間に観る映画や、定期的に会いたくなる友達、それが自分なんだと思う。

それらは、私の延長であり、一部で、
一見見えないと思われている、自分の意識や考え方が見える化されたもの。

毎回違う場所に行きたいなら、それがあなたの個性だし、好きな物や好みの体験は自然と自分の周りに集まってくる。

だから、自分の行動や身の回りにある物、友人や仕事、出来事を、まずは見てみよう。

最近は、一見自分とは切り離されて見える自分を取り巻く世界こそが、自分なんだろうなと感じている。

自分は、この身体ではなく、外側にいる。

世界は分かれていない。


自分に執着しなくなる程、自分が立ち上がってくる

思考を使って考えようとすると、
情報をたくさん集めて
「わたし」を混乱させる。

方向性を決めて、それに向かっていく時に
思考は力を発揮するけれど、
「わたし」などの抽象的な物をはっきりさせようとして使うと、思考の遊びになる。それはそれで楽しいけれど、それだけでは現実は変わらない。

だから、最近の私は違和感を感じたら、まずは行動や環境を変える。

体験してから選択して、自分に合うものだけを残す。もっと自分を幸せにしたいならば、自分に不満があるのならば、行動を変えてみよう。

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