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植物に触れる時間を作る


家の中にもグリーンを増やす

わたしは千葉県の田舎に住んでいるので、
外に出れば都内よりもかなり自然が多い。

それでも、室内にも植物があると、日々の成長や変化を感じて、発見や驚き、喜びを感じている。

伸びてきたら挿し木をして増やしてみたり、
元気がないなぁと思ったら栄養剤を追加してみたり、しゃべらない同居人である。

植物はひとつひとつ全く違う

植物が面白いのは、種類によって、水やりのタイミングや成長の速度など、すべてが違う所。

水を切らすとすぐに枯れてしまうアジアンタムは、丸坊主に刈り込んでも、何度も新芽を出してくれて、実は生命力が強いんだなぁとか、
多肉植物は一見タフそうだけれど、日本の太陽だと意外に育てずらく、日差しを求めてベランダ側にくねっと背骨を曲げたりする。

室内の植物は緑一色だけれど、ひとつひとつ個性的だ。

鉢ごとに、じーっと観察しながら、植物の発しているものを感じて、やりとりしているのも楽しい。

そこに居るだけで喜びを与えられる存在

人間も動物も植物も、二つと同じものは存在しないのに、
ぼんやりしていると、ついつい結果を焦って他のものの真似をしてしまう。

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だけれど、植物をじっくり見ていると、
改めて、私は私のペースでやっていったら良いんだなと、カラダの内側から安心感がやってくる。

私は感情がフラットな方で、自分を主張するよりも相手を受け止めて、それに反応して会話をする方が得意だ。
だから、静かだけれど地に足を着けて自分の命を全うしている植物の姿が好きなのかもしれない。

静かだけれど強くて優しい存在。
彼らはいつも私を見守ってくれている。

人間よりもずっと前から地球にいる先輩たち。
話せなくても響き合える部分が沢山ある。

「自分として存在しているだけで、
相手に喜びを与えられる」
という、わたしの目指す姿を植物は見せてくれている。

これからもずっと植物と一緒に暮らしていくだろうな。

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