見出し画像

【健康】夏のヒートショック

梅雨が明けて夏本番がやってきましたね。こんにちは、ハルキです。

暑さに躰が慣れるのは約一週間ほど必要なので、今が一番しんどいときだと思います。ここ最近の夏は生きているだけで100点と言われるほどに過酷になっていますよね。確かに暑い。

さて今回は「夏のヒートショック」について書こうと思います。

ヒートショックとは
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こること。 この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。(2006年のデータより)

馴染みがあるのは、脱衣所と浴室などご年配の方がなりやすい冬のイメージがあると思います。

しかし、気温の変化によって血圧が上下するのは冬に限ったことではありません。前提として、室温の差が5度以上ある所はヒートショックの危険性が高まります。温度差で考えれば夏も同様の事が言えます。エアコンのある部屋⇄外の行き来だけで躰へのストレスが高い生活。
夏の生活様式が既にリスクと隣り合わせである認識が必要です。

ヒートショックになりやすい人は
①高齢者
②高血圧の人や太り気味の人
③飲酒後の人
とされていますが
③は脱水状態とも解釈できるため(飲酒は水分補給ではなく利尿作用が高く飲んでいる以上に水分を排出している)、誰もがたくさん汗をかく夏は全ての人がハイリスクだと考えた方が無難です。

対策は、

急激な温度差を感じないようにする

エアコンの効いている部屋に入るときは1枚上着やストールを羽織り、暑いところに行くときは上着を脱ぐなど。かんたんです。

駅ビル、SCやスーパーなどは暑いところからきたお客様を迎えるために空調がかなり効いているので、すぐに室内⇄屋外へ移動するのではなく、その境目にある風除室(自動ドア【外】と自動ドア【中】の間の空間)で身支度を整えて慣れさせるのがオススメです。長居はできませんが。

対策をしているからといって室温を冷やしすぎるのも高リスクです。空調頼みにせず、涼を感じるための工夫の合わせ技でできるだけ心地よく過ごしたいですね。(前回の湿気に負けない肌づくりも読んでね)


夏は、全ての行動が「普段よりも倍の時間が必要」と考えて予定を立てることで自分の身を守りつつ無用なストレスを与えることなく生活できます。

暑いだけでイライラしてしまいますが、それを増幅させない工夫はたくさんあります。ぜひ少し意識してみてくださいね。それでは、また。

この記事が参加している募集

最近の学び

サポートしてくださったあなたの気持ちに応えられるように、これからもがんばります。 サポートはこれからの活動に役立て、noteでお返ししますね❣️