見出し画像

ToDoリストが不幸を招いた話 #2

こんにちは。はるです。

滋賀県在住で、関西周辺の写真を撮り歩いています。
メインは風景写真。たまにスナップショットやポートレートなど。
ぜひインスタをのぞいてみてくださいね。

インスタトップ20191105


さて、この記事は前回の
『ToDoリストが不幸を招いた話 #1』
の続きになりますので、まだ読まれていない方は
下記のリンクからどうぞ。


まずは猫チャージから。

表紙の猫ちゃんは#1と同じ猫カフェで撮影した子。
お店は『Puchi Marry 仙台青葉店』というところです。
全国展開している猫カフェですので、探せば近くに店舗があるかも...。

すーはーすーはー
かっ..........わぃっ.........uuuuうううぅぅぅ.......

理性を失いたい方はぜひ。



さて、今回は前回からの続きということですので、軽くおさらいをします。

『To Doリストを電子化したら....何かが良くなかった。
 さて、一体何が良くなかったのでしょう?』


というところで終わりました。
と、続きの話をする前に大事なことをお話しておきます。


5. 前提

本記事の『タスク管理(≒To Do管理)』については、あくまで個人の趣味の範囲での話です。

つまり、仕事とはまた別のお話ですので、ご注意を。
仕事の場合は一定の質と納期の担保が必要になりますので、「To Do管理ができな~い」なんて悠長なことは言っていられませんからね。

また、有名な手法にタスクを「重要度」と「緊急度」の2軸をもつ四象限にマッピングをするというものもありますが、前述のとおり今回はあくまで個人の趣味。

いわば「重要度」はほぼ"低い"とみなすことができますので、ほとんど「緊急度」の管理がメインになります。
そのため、私のタスク管理は一次元的な表、つまり"リスト"さえあれば実施可能だと感じています。

もしもそれで管理しきれない場合は、私の場合は「あえて紙に書いて机に置く」や「PC上でいつでも目に付く付箋アプリ(Windows10標準搭載)にメモしておく」等の対応はとっております。


最も、そんな「趣味だから」という言い訳ばかりでは「意識低すぎ...」とお叱りを受けるかもしれませんが...。

すみません、分かってはいるのです...。
言い訳は以上です...。


6. 何が起きたか

まずはTo Doリストを電子化したことによって
一体何が起きたのか?
を話します。

結論から言うと、
『自己肯定感がダダ下がりし、モチベーション低下を引き起こしました。』

趣味に生きる人間としては死活問題です。


まず、電子化しはじめの頃。
#1で前述したとおり、使用しているアプリはデバイス問わず情報が同期されますので、やるべきタスクがどこでも確認できとても有効でした。

例えば休日にカフェに立ち寄ったとき。
スマホをみれば最近何をしようとしていたのかが一目瞭然。
コーヒー飲みながらタスク消化に取り掛かることができます。

そしてふと「次はあれをしよう」と思ったらサクッとTo Doリストに追加。
後でPCでもスマホでも確認ができます。

しかし....。


私は多趣味でおまけに熱しやすく冷めやすく、何より面倒くさいことはついつい後回しにしてしまう性格。

気が付いたら、積もりに積もったタスクの一覧が...。

しかも、一度後回しにしたタスクはやっぱり面倒臭くてすぐ取り掛かることができない。
でも、やりたいのはやりたいし...消したくない。

そうこうしているうちにも色々と思いついてしまうので、またTo Doリストにタスクを積み重ねる...。


そしてあるとき、ついに思ってしまいました。

「自分はこんなにもタスクをほったらかしにしてしまう、しょうもない人間なんだ...。」

元々自己肯定感が低めの自分にとって、この思いは相当強い負のスパイラルを引き起こしました。

自分のことをしょうもないと思えば思うほど、
様々なことに対するやる気が生み出しづらくなる。
するとTo Do消化が捗らなくなり、また積み重なる。
そしてそれを見返す度、また自分がしょうもなく思える...。


気づいたときには3連休という貴重な時間を無駄にして
ひたすら公園で空を見つめながらボーっとしていました。

「今日はいい天気であったかいなぁ...。」

「このままこうしていたら...。」

「何もできず...。」

「不幸なまま...歳をとって...。」

画像2


それが、つい数日前。
なんとかしなければと思い、重すぎて根っこが生えた腰をなんとか地面から引きはがし、筆を執ったのがこの記事の書き始めでした。


7. 原因分析「To Do収支」と「可視化情報」

さて、なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。
自己分析の結果、原因が2つ見つかりました。

原因1. To Do 収支の偏り
原因2. 可視化情報の偏り

それぞれについて見解を述べます。


原因1.To Do収支の偏り

まずもって、原因はこれに尽きます。

やりたいこと・やるべきことの増加 → To Do の収入
に対し、
やりたいこと・やるべきことの消化 → To Do の支出
が極端に少ないため、どんどんTo Doが積み重なる現象が起きる。

当たり前ですね。

このTo Do収支の偏りを引き起こしているのは、まぎれもなく私個人のタスク消化能力の低さです。

サクサクッとタスクをこなしていけば、いくらタスクが増える量が多くても積み重なりはしないはず。さらに実績がどんどん増えていく。
まさに理想形がこれです。

ただし、誰もが初めはやろうと思っていることがうまくいかなかったり中々進まなかったりするもので、タスク消化の遅さを言い訳にしていては成長できません。

ならばタスク消化速度を改善するための手を打つべきです。
私の場合は『モチベーションの向上』と『自己肯定感の回復』を目指す手段がその対策案になります。

原因2. 可視化情報の偏り

先ほどの原因1の対策案につながる部分ではありますが、本アプリでのTo Doリストでは"見えるもの"と"見えないもの"がありました。

"見えるもの"は、まさに残っているタスクです。当たり前ですが。
私はこの積み重なった残っているタスクをみて、自信を無くしていました。

そして"見えないもの"は、完了したタスクです。
#1の紙媒体でのTo Do管理を説明した際にも話しました。
『まるでゲーム感覚でタスクを消化しているよう』

この感覚が一切なかったのです。
完了したタスクは次の日に消えてしまうので、当然です。

アプリ的には完了したタスク項目がいつまでも残ってるのは情報的にノイズになりますので、きれいさっぱり消してしまった方が合理的です。

しかし、奇しくも私はこの「完了したタスク」にモチベーションを支えられていたのです。

To Do管理としては合理的な可視化すべき情報とそうでない情報。
私の場合は"両方必要な情報"だったようです。

なんと。


対策方法は簡単ですね。
『完了したタスクも可視化される方法を採用する』

少し調べると、まさに同じ考えの元でタスクをゲームのミッションに見立て、完了したタスクをRPGの経験値のように扱うアプリも存在するようです。

なんとドンピシャな!


まだどのアプリに移行するかは検討中ですが、早いうちにそちらに切り替えていこうと思っています。


8. まとめ

To Do管理を電子化したことにより、引き起こされた自己肯定感とモチベーションの低下。

原因は『To Do収支の偏り』と『可視化情報の偏り』にありました。

この二つを解決するための手段としては、タスク管理中に達成感を得、自己肯定感が高まるような方法を検討する。

と、長々と書いた記事もまとめてしまえばこれだけのことでしたね。


ただし、上記のタスク管理の別手段検討はあくまで短期的な解決しか望めません。やはり根本的な問題は自分のタスク処理速度。
モチベーションの上がる管理方法を実施しながら、タスク処理にかかる時間と心理的負担を軽減できるように、これから努力していこうと思います。


次に幸せになるのは、現状が回復に向かってタスクが消化できるようになってきた実感を得たときですかね。


ちなみに、この記事を書くというのも数か月くらいTo Doリストに滞在していた一大後回しタスクでした。

この記事を書き上げたことにより、肩の荷がひとつ降り。

私はまた一歩、幸せに近づきました...。
やったね。



9. 次回予告

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました。
ただの私の体験談を書き連ねただけでしたが。
同じような状況を経験した方も少しはいらっしゃるのではないでしょうか。

私の経験が、ぜひみなさんのちょっとした励みになれば。

さて、本記事は私の体験談がメインでしたが、やはり少し建設的な記事も書かなければいけないでしょう。

次回は『目の前のタスクの重荷』について、心理的な解釈を与えることによって少し負担を軽くできるような方法を紹介したいと思います。

お楽しみに。




『Haru Hirata / 琵琶湖の理系写真家』

滋賀県在住で、関西周辺の写真を撮り歩いています。
メインは風景写真。たまにスナップショットやポートレートなど。
ぜひインスタをのぞいてみてくださいね。


滋賀県在住 駆け出しの風景写真家 Photograher/Shiga Prefecture