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「話せばわかる」の一言で転職をしたい。

思いの外、職務経歴書の進捗が悪い。
そもそも自分のスキルなんて社会人3年目に差し掛かろうとしている僕にわかるわけがないのだ。
社会人になって培ったものなんて、
・目上の人の目の前で乾杯しない(後ろに回ってから乾杯する)
・逆手酌をしない。
・お酒を注がれたら「ありがとう」の一言とともに一口飲む。
ぐらいだ。

いや、そんなはずはない。
業務的にはいろいろなことができる様になった。(ざっくり)

思い返せば、新卒で就活している時も同じことを思っていた。
志望動機や自己PRを書きはするが、なんでこんなことを書かねばならないのだ。こんな書類なんて目を通さずに、面接で直接話そうぜ、兄貴。話せばわかるからさ。

でも実際に面接となると緊張でうまく話せず、「話してもわからない」ことが多い。就職活動は四苦八苦していた。書類選考は通過するが、面接ではめっきりダメ。一番素直に志望動機や自分の強みを話せたのが、今の勤め先だ。

就職活動といえば、グループディスカッション。
ある企業のグループディスカッションにて、喧嘩寸前の大討論となった。僕はそんなピリついた話し合いなんて懲り懲りなので「まぁまぁ落ち着いて。冷静に話そうよ」とその喧嘩の仲裁を担当する。しかし、その討論の後、採用担当は「ディスカッションは熱くなるべきであり、それを仲裁するとは何事だ」的なことを言われ、開いた口が塞がらないとはまさにこのことだった。喧嘩しても討論なんて進まないじゃないか。こんな企業、こっちからごめんだ。どうか入社してくださいと泣きついてきても絶対に断るんだから…。

そもそも話し合いという作業が苦手だ。
自分は話を聴きながら頭の中で整理しつつ、論点のズレがないかをチェックしながら斬新なアイディアを出すタイプだ。斬新なアイディアと自分で言っている人は大抵斬新でない、平凡的なアイディアしか出さないというのは百も承知だ。なので、ワイワイ話し合いに参加せずに無言で考えていることが圧倒的に多い。だからなんだって話なのだが。

学生時代、サークルの部長決めの話し合いの時だってそうだ。
皆んながA君かB君かで迷っていて、多数決で決めようという流れになったにも関わらず僕は「C君でもいいんじゃない」と発言。2時間近くにも及んだ議論、終盤の終盤で選択肢を増やすという子悪党ぶり。結局議論は翌日に持ち越し、部長もC君になった。なんだかんだ部長職をうまくやり切ってくれたので、我ながら自分の決断をすごいと思う。もっと褒めて欲しい。

さて、話が右往左往してしまったが、結局何が伝えたいのかというと、職務経歴書を書くのが至極面倒くさいということだ。

中途採用をしている企業の方々、職務経歴書なんてみないで僕と直接話しませんか?話せばわかるから、たぶん。

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