岩石植物 ー地質的な存在としての竹林植生ー
百姓と竹林千葉の農地にいるものはおそらく誰もが竹に対する危機感がある。数年放置された田畑はみるみる竹林になっていく。それを横目に自分の農地は守らねばと春にかけては竹の子を蹴り飛ばし、夏は夏で青竹を切り倒し、冬は1m切りをして根を枯らす。それでも次の春には去年よろしく、元気な竹の子がばんばん出てくる。
厄介といえば厄介なのだが私の興味関心を引く魅力的な存在でもあった。結局、竹林に手を出し、足を出し、頭を突っ込んでいる。
これまで肚に入れた経験と知識を消化できたところまで、一度