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レモンだけが育っている

アゲハチョウのベビーシッターになりたくて、ベランダのレモンの木に肥料を撒き、せっせと水をやり続ける日々。

今年はまだ来てくれない。


キナリ杯のために初めて書いた文章は、その時の私の一番の楽しみであり関心ごとだった。

書き続けるつもりだったけど、2ヶ月半があっという間に過ぎている。その間、いろんな人のnoteを読む方が楽しくて。

読んでいるうちに私のように虫好きな人や、青虫を観察している人も結構いて嬉しくなった。


どうして家のベランダで青虫を育てたかったかと言うと、

何年前か忘れてしまったが、テレビの「笑っていいとも!」がきっかけだった。

司会のタモリがゲストとフリートークをするコーナーで、多分俳優さんだったと思うその日のゲストが、自宅でアゲハチョウが巣立って行く話をしていて「いいなぁ。そんなことができるのか!やってみたい。」

私の人生になかなかの影響を与えてくれた人を、すっかり誰だったか忘れてしまったのだが、タモリのおかげというように都合よく事実をねじ曲げている。

子供の頃は青虫も芋虫も苦手だった。気持ち悪いし、全く興味なし。

学生の頃に絵本「はらぺこあおむし」に出会い、少しだけ親しみを持ち、

子どもを持ってからNHKの子供番組の中で「ニャッキ!」というアニメを見て青虫(芋虫)をかわいいものと認識し始めた。

どちらも絵本、アニメというファンタジーの中での青虫だったのに、実物の青虫もいつの間にか好きになっていた。

私が単純なのか、作品の力なのか。どちらにしても、物語を通して知らないことを知るということは子どもにとっても大人にとっても、世界を広げるものなんだなあと改めて思う。

物語に限らず、私にとってはTwitterやnoteで知ることも私の世界を広げてくれている。

インプットだらけで、なかなかアウトプットができていないけど、のーんびり私ペースで投稿も続けて行けたら、きっともっと楽しい。


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