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無農薬田んぼの記録④

ワラの天地返し(1/13,20)


去年の秋にワラを撒いて安心、している場合じゃなかった。ワラの風化が進むように、天地返ししなきゃいけないと知り、久しぶりの田んぼ仕事。


ワラを数カ所に集める



下に重なってるワラは、湿ってて風化が遅い


ワラを散らす

溝を掘ったおかげで、去年に比べて、圧倒的に田んぼが乾いているけれど、それでもまだ、表面の土が湿っている。表面の土が湿っていると、ワラが乾かないから、風化しにくい。風化=手でちぎれる。まだまだ全く手でちぎれない。

ワラはお米の重要な養分→いかにワラを風化させるか→いかに田んぼを乾かすか

結局、いかに田んぼを乾かすか、なんだ。


でも、少しずつ、よくなっている。
焦らず、じっくり丁寧に。


引き算の自然農

博士いわく、
「自然農は、単なる栽培方法ではなく、あれもこれもやらなくてよい、余計なことを省いて、一番シンプルに生きるという考え方。
一つ一つ引き算していく生き方なんだ。」


「あれもこれもとやろうと、つい出てしまう自分の欲を、歳相応に、コントロールできるようになること、演じられるようになること。そうすれば、何があっても大丈夫。
そして、最終的には、人は「無」になる。」


そうなんだ。私は、つい、なんでも引き受けてしまう。人に頼まれれば嬉しいし、やりたい欲がでてくるから、やろうとしてしまう。でも、結局、キャパオーバーになって、できなくなる。でも、できないと言えなくて、背負い続け、結局、中途半端な行動をしてしまう。まわりを振り回し、尻拭いをさせてしまう。これが、私の欠点なのだ。


でも、もうそろそろ、できないと言う勇気をもち、抱えているものを減らす必要がある。そのほうが、私もまわりも幸せだ。


一つ一つ、引き算。


勇気をだして、
地域の仕事を一つ、断った。
そしたら、鉛のような重荷が解けて、心が軽くなった。ゆったり過ごす時間もできた。
こういうことか。



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博士って誰?
って思った方は、
こちらを読んでみてね。↓




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