自然農のミラクル
私が、「博士」とひそかに呼んでる人の、
自然農の畑。耕しもせず、肥料も入れない。
時々、仕事に疲れると、ふらっと立ち寄る。
そして今日も、目からうろこの驚きだった。
雨が少なく灌水で悲鳴をあげているこの時期に、ナスがすくすく育っているのだ!
野菜に美味しさがにじみ出ている
ナスの表面のみずみずしいこと。葉っぱのつややかなこと。食べなくても、美味しいと分かる。実際、博士の子供は、このナスをムシャムシャ喜んで食べるのだそうだ。
肥料を入れていない畑で、肥料食いと言われるナスが、勢いよく育っている。雨不足なのに、水が必要だと言われるナスが、みずみずしく育っている。ミラクルだと思う!
なんでも垂直立て
博士の畑では、わき芽を欠かず、全て縛って垂直に立てている。そうすることでホルモンが活性化されて、病気知らずの元気な野菜ができるという。
ジャガイモも、垂直立て。葉っぱが、ツヤツヤで鮮やかな黄緑色だった。普通、ジャガイモというと、葉っぱはどちらかというとゴワゴワ、たいてい虫に食われてレース状、そんな姿が当たり前だったから、見たこともない、美しい葉っぱだった。
どうやったら作れるの?
博士いわく、
「自然農の畑をやるには、慣行農業や有機農業の、20〜30倍もの知識が、必要。人生をかけて本気でやらなきゃできないよ。」
そんなに?!?
それじゃぁ、誰もが美味しくて健全な野菜を食べたいと思うのに、誰も作れないじゃないか。
とにかく、私も真似してやってみよう。
私のような、絶対に博士になりえない、そこらへんの凡人でも自然農の畑ができたら、もっと素晴らしいと思う。
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