秋、どこいった??
2023年11月。
いつまでも暑い時期がやっと過ぎ去り、過ごしやすい秋が来た。
と思ったら…あれ、秋どこいった??
秋服をクローゼットからようやく出して、さあオシャレを楽しもう!と思ったばかりだったのに。
あっという間に、みぞれやアラレの降る日が訪れ。北風が吹きすさぶ日々…。
ちょ、ちょっとまってよ…!!と思いながら。
今度はあわててダウンジャケットと裏起毛の120デニールタイツ、ショートブーツなどを引っ張り出す。
こんな寒さも、数日のことで、すぐまた涼しいくらいの気候にもどるかと思っていたら。あら…寒いまま。秋日和がもどってこない!!
おーい、秋!!私の秋!!
どこにいったの〜??帰ってきてー!!
数日、心のなかで叫んだが、どうやらもう、このまま冬になるようだ。
後ろ髪をひかれるような気持ちで、しずしずと秋服をしまう。
※秋への愛はこちらの記事で綴ったところ↓
近年は、春と秋があっという間に過ぎてしまうので、あまりに季節のオシャレを楽しむ間もなく服を納めることになりがちだ。
春は桜を見に行き、秋は紅葉を見に行くのが、唯一季節を感じられる。
スケジュールがあわず、それらを見過ごしてしまうと、本当にモヤモヤと「春が来てない」「秋を感じる前に冬になった」と割り切れない。
「これからは、春秋がほぼなくなり、長い夏と、冬だけの日本になる」なんていう研究者もいるらしい。
なんてこと…!!
そんな日本で、私は耐えられるのだろうか?
順応できるのだろうか。
庭の草花も混乱しているらしく、真冬の気候になりつつある今でも、ついこの間まで夏日があったりしたので、なんとタンポポが咲き続けている。
こんなにヘンテコな自然になっちゃっているのに、私達うまく生きていけるの…??
とはいいながらも。
1年ぶりに取り出したニットのロングワンピや、モコモコの分厚い靴下に、心はホッコリしてしまう。
そうそう、これ着てあったかい部屋でぬくぬく過ごすの、最高なんだった〜♪
頭の中には、すでにアツアツおでんや、白菜をもりもり入れたお鍋料理が浮かぶ。
人間、こうしてなんだかんだ順応してしまう能力があるのかもしれない。
温暖化を防ぐ心がけは続けていこうと思う。
が、なんだかんだと、気候に合わせ、こうしてなんとか楽しみを見つけながら生きていくのかも。
コロナ禍も乗り切った、しぶとい人類だもの。
でもね、できればしっかりと春秋を感じさせておくれ、地球。
やれるだけの、温暖化の手当てはしていくから…。
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