ミモザ

不器用さんの、つれづれエッセイ。

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青春時代の、忘れられない人。

先日、貴乃花さんが、再婚されたそうだ。 17歳の時に初めてデートした、女性と。 その思い出が、辛いときも心の支えだったと動画で話しているのを見た女性の方が、お手紙を出して再会したのがきっかけとのこと。 青春時代の大切な思い出が、生きるうえでの大事な宝物になることは、ありうると私は思う。 なぜなら、私自身にそういう人がいるからだ。 私は既婚で、大事な伴侶がいる。 しかし、実は一番好きだった人は、また別。 その人とは、結婚には至らなかった。 いやいや。つきあうにも至らなかっ

    • 少子化と私立大学

      最近、私立の学校は、入学者の確保に苦労しているらしい。 私はずっと、私立学校は利用しなかったので、内情に疎いのだが、夫はずっと私立に通った人だ。 そんな夫の話を聞いていると、私立は施設がオシャレで、カフェテリアとかもあり、とても楽しい学生生活だったみたいでうらやましい。 あと、イメージとして、めっちゃ膨大な受験生が受けるイメージ。 入学者の数も多いイメージ。 それなら、少子化でも困らないんじゃないか?と思ったが。 なるほど、大学で考えると、「国公立との併願が多くて、最終

      • 体の弱さ

        私はいわゆる「虚弱体質」だ。 ちいさい頃からすぐ熱を出し、胃腸が弱くて食べても食べても体がガリガリ。 みんなと同じ日程やスケジュールをこなしたら、みんなはピンピンして元気なのに、私はグッタリ。 体力をつけようと、すこしがんばって運動をしたら、揺り戻しのように二、三日は体調不良。 成長期の一時期は、漢方治療を受け、ようやくマシな体力になった。 西洋医学的には、私のような体には病名がつかない。 東洋医学的には、気のめぐりがわるい、というような判断になるらしい。 お医者様には「虚

        • 食後のデザート一つで救われることもある

          今、遠距離介護のような状態の私。 ここ数週間は、両親の病気が少し大変な時期で、寝ても覚めても、気持ちが常に緊張していました。 眠りも浅く、ずっと気が張っている生活。 ふとした瞬間に、涙が出そうになったりと、情緒も揺れ動いていました。 そんな中、夫がおいしいお店のチーズケーキを買ってきてくれました。 同僚が、そこのがおいしいと、教えてくれたらしい。 それで、いつもなら夕食後は、こどもの寝る支度とかばたばたと急き立てられる思いなのですが。 その日は、食後にみんなでデザー

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          長女としての性(さが)

          親の介護というと、自分が50代になる頃かなとおもっていたのに。 意外と早く、その時はやってきてしまいました。 両親が、そろって難病と闘病しており、頻繁に実家に通っています。 とはいえ、私はまだ子育て真っ最中で、平日は子どもの学校もあるし、実家までは同県内とはいえ、片道2時間以上。 主に、週末に車で家族で帰って、用事を手伝ったり、病院と話したりしています。 県内でさえ、こんなに実家に帰るのに苦労しているので、県外に嫁がなくてよかったな、と。 ただ、県外にいれば、兄弟の誰かが

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          子どもの初恋

          小学生の我が子、なんだか、どうやら、好きな子ができたように見えます。 たぶん…初恋。 幼児時代にも、「カレシ」はいました。 相手の子がずっとくっついていたので、勝手に周りの子たちが「カレシだ!」と言っていただけですが(笑)。 その時は、我が子は何とも思っていなかったので…たぶん今が「初恋」です。 毎日「〇〇くんがね、」と話に名前が出るから、気づきますよね、親も。 クラスが違うのですが、行事のときや参観日などに見ていると、廊下とかで相手の子が見えそうなとき、こっそり娘が

          子どもの初恋

          上手くいかない時は、とにかく「眠る」こと。

          人間万事、「眠る」ことを最優先にすると 心身の悩みが改善されやすいのでは…と、最近考えています。 ものごとが思うように上手く行かないとき。 悲しいことや辛いことがあったとき。 なんだか未来が不透明で、心のモヤモヤが晴れないとき。 病気を持っていて、なんとなく不安なとき。 苦しいとき。 そんなとき、なんとなくスマホを手に取り、グルグルと悩みの答えをネットの海から探し出そうと検索しまくったり。 頭の中で、ずーっと悩みについて考え続けてしまいますが。 とにかく、寝てしまうのが

          上手くいかない時は、とにかく「眠る」こと。

          節目節目で「よくがんばったなぁ」と自分をねぎらう🍻

          今日は3月31日。年度末です。 我が家にとっては、明日から子供は新学年。夫は新部署に異動です。 今日はジョリパに行って「プチおつかれさま会」をしました(ファミレスですが、ジョリパで生ハムやローストビーフを喰らうのが我が家は大好き笑)。 ドリンクバーで、シャルドネスパークリングジュースなど思い思いに注いできて、「今年度も、おつかれさまでしたー!!」の乾杯。 (子連れにはドリンクバー最高!)。 ささやかですが、これが大事で。 高級レストランじゃなくても、節目節目でみんなで「

          節目節目で「よくがんばったなぁ」と自分をねぎらう🍻

          殿方からの恋文は字が完璧すぎないくらいがいい

          あいかわらず、大河ドラマ「光る君へ」にはまっております。 まひろと道長が一生懸命、文のやりとりをして、やっと想いが通じ合って結ばれたものの、「妾になるのはいや!」とまひろと意見が割れて…結局道長は正妻にまひろの友人の倫子(超お姫様)を選びましたね。 倫子にきちんとした文を送るため、字の練習をしていました。 ですが、個人的には「下手な字でも、道長がまひろに贈った文の字も内容も、よかったのにな」と思います。 道長は最初、有名な恋の和歌をパクり(笑)、一生懸命まひろに何度も送り

          殿方からの恋文は字が完璧すぎないくらいがいい

          LINEグループで意見をまとめるのはコツがいる

          私自身は、LINEグループというのにあまり入りたくないタイプだ。 しかし、昨今は仕事でも、子供の習い事も、地域の登校班も、クラスの保護者間でも、PTA役員でも、LINEグループが作られ、そこに連絡がいく。 しかしこのLINEグループ、「一方的な連絡」や「なにげない雑談」には向いていても、「意思決定」には向かないなとつくづく思う。 私の経験上では、グループメンバーが3人まではよいが、それを超えると、意見が割れたり仲間はずれが起きやすく感じる。 もちろん、メンバーのタイプにも

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          生まれ育った場所

          結婚してから、夫の地元で暮らしている私。 名字もかわり、通勤するのに遠いから職場も変わり、全く知らない街に越して来た。 大学も就職も生まれ育った街だったので、結婚して初めて、そこを離れた。 友達もいない、風景も知らない、病院も学校もヘアサロンもどこがよいのかなどよくわからない。 そんな中で、子育てもしなければならない。 何年かかけて、少しずつママ友ができたり、地域情報にも詳しくなり。 もうこの街の人間になれたな、と思う。 でも。久々に先日、自分が生まれ育った街に帰

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          繊細な感性は捨てなくていい、涙がにじんでも可。

          「大人は泣くな」は常識です。 特に、仕事の場では、泣くのはダメ。 「男なら泣くな」「すぐ泣いて…これだから女は」など、ずっと「泣くな」と言われて生きてきた気がする。 確かに、真剣なやり取りをしている中、相手が泣き出したら、それ以上なにも言えなくなってしまう。 言ってる方が、悪いようになってしまう。 話が、強制的にそこで中断になるような力が、涙にはあります。 だから、「泣くのは卑怯」なんて言う人もいます。 私も職場で泣いたことはありません。 叱責されたら私が悪かったと反省す

          繊細な感性は捨てなくていい、涙がにじんでも可。

          自分の「正解」が他人の正解かはわからないよ?

          どこにでもいる。それがいわゆる「困った人」。つまりクレーマーです。 どこにでもいますね。職場、学校、地域、趣味のサークル。 大抵の人は、たまに「ん?」ということがあっても、何も言わないか、相手のことも考えながら疑問を呈したりする。 大抵の人は、「いつもクレームを言っている」わけではない。 でも、どこにでもいるクレーマータイプの人は、結構いつでも周りに「不満」をかかえていて、すぐにクレームを言います。 本人にとっては「ただ疑問だからぶつけてるだけ」であり「正義の、みんなのた

          自分の「正解」が他人の正解かはわからないよ?

          喫茶店で2時間もつ異性

          昔、齋藤孝さんと倉田真由美さんの共著で、「喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!」という本があった。 当時、タイトルにとても興味を持ち、読んでみて「なるほど!秀逸な考え!」と納得した。 詳しくは覚えていないが、たしかカラオケも酒もなしで、あえて喫茶店というコーヒーを飲むだけの空間で、楽しく話題が2時間もつ相手とは、相性が良いからつきあう価値アリ、という内容だった気がする。 当時はスマホもタブレットもない時代なので、今なら「スマホもタブレットもなしで、喫茶店かサイゼリアで2時

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          文でわかる、人の相性

          大河ドラマ「光る君へ」、見てますか? 私は始まる前から楽しみにしていて。 キャストが発表になるたびに、「ウイカ様の清少納言!!いい💖」などと、内心キャーキャー言っていました(笑)。 そして、初回からとぎれず、楽しみに見ています。 それにしても、平安時代の貴族はすごいですね。 だって、顔を見たことがないのに、和歌のやりとりで恋が始まるんですよ。 よほど和歌がうまくないと、恋人になれないですから、皆さん勉強したんですかね。 でも、文章をみれば、なんとなく人柄がわかるという

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          素質と、経験 〜私はリーダーは向いてない〜

          誰でも、得手不得手というものがあります。 得手というのは、「さほど苦労せずともうまくやれるもの」。 不得手というのは、「それをやり遂げるために人よりかなり努力を要するもの」。 今回は、私が長年の間にたくさん失敗しながら、ようやく得手不得手を確信できた話。 「経験をかさねても、素質にまさるものはないのかもな…」と悟った話です。 私は小さい頃からなぜか、リーダーに推されやすい人でした。 自分としては、人の前に出たり、みんなをリードしていくのはすごくしたくないのに。 どちらかとい

          素質と、経験 〜私はリーダーは向いてない〜