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海のことば、空のいろ

少し深めのエッセイ。創作にまつわるエピソード。時々、小説。 海の傍で生きてきた私のなかにある、たくさんの“いろ”と“ことば”たち。より自然体で紡いでいけたら、と思います。
いつもより深めのエッセイ、創作インスピレーション、創作小説等を月4本以上、ランダムにお届けします。…
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#海

【ラブレター】

夏の昼間の海に足を伸ばすようになったのは、子どもが生まれてからのことだ。夏の昼間の海は暑…

碧月はる
3年前
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【夜空と波と羽虫の詩】

夜の海はどこまでも静かだ。

碧月はる
3年前
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【私が愛しているもの】

関東では桜も散りはじめ、新しい年度が幕を開けた。明るいお日さまの光が窓辺から差し込んでく…

200
碧月はる
3年前
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「花束をください」

「花束をください」  そう口に出してみて気づいた。自分のために花束を買う。それはきっと、…

200
碧月はる
3年前
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いつか、必ず。

テトラポットの端のほうで、4人くらいの男性が釣竿を手に海を眺めている。釣りをする人は、お…

200
碧月はる
4年前
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愛し(かなし)

失ったものを、ただぼんやりと眺めている。その時間は、何も得るものがない。それでも私は微動…

200
碧月はる
4年前
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