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怖いって楽しいんだぜ ~ホラー映画のススメ~

1 びっくり画像とかないから安心してね

 
みなさん、ホラー映画、ひいては怖いものはお好きですか?

 安心してください。ここはインターネットの荒波の中ですが、あなたを急に驚かせるようなびっくり画像なんて仕込んでいませんから(╹◡╹)

 ところで、先ほどの質問ですが。

 私の体感、
ホラーなんて好き好んで見るやつ変わってるよ!できるなら、見ずに生きていきたい!ヒェッ!!

という人が多かったです。

 ちなみに、私はホラー映画大好きです(╹◡╹)

 ホラー好きなんて、変わってるね、なんてよく言われます。
 つ・ま・り。ホラー好きって言えば、あっという間に周りとはちょっと違う子になれますよみなさん。いかがです?個性派目指しません?
 
 まぁ、そんなことは置いといて。

 以前のnoteにも書きましたが、私の家族は映画を月に一度みんなで借りてみる、という習慣があったのですが

 そのラインナップの中にも度々ホラー映画は登場していました。
 我が家の団欒の中には、画面越しの悲劇や阿鼻叫喚があったのです。

 両親はジャンルを問わず映画を見る人たちだったのでホラーもその例外ではありませんでした。

2 私が初めて観たホラー映画は

 私が生まれ持って両手からこぼれ落ちるほどに年々大きくなっている好奇心というものに突き動かされ、初めて親に頼んでレンタルしてもらったホラー映画は

 ホラーの帝王 スティーブン•キング原作の
『イット』でした。
 DVDケースにデカデカと印刷された、インパクトたっぷりのピエロ。子供ながらにそのシンプルなタイトルが薄気味悪かったです。

でもその正体を知りたいし、ピエロに驚かされたい、、、そんな気持ちが止められず、比較的怖がりなのに、私はホラー映画の世界の扉をピエロに手を引かれるような開きました。

見てみた結論

ホラー映画めっちゃおもろいやん!!!

確か中学生になりたての頃でした。
そこからは生来の怖いもの見たさに身を任せ、ホラー映画を見まくりました。
レトロな定番もの、最新作、マイナー。
まぁうまく言えませんが幅広いジャンルのホラーを見ました。

ホラーが与えてくれる刺激や考えさせてくる感情、観終わった後のなんとも言えない安堵感。

みなさんが知らないホラーの魅力を書いていきますので 
怖がらずにぜひついてきてください(^_^)

3 ホラーのいいところ 
その1
ぜってぇになんか起きるから飽きない

 最近、話題じゃないですか。ファスト映画とか、映画を早送りで見るとか、映画館でスマホいじっちゃうとか。
 わかる。集中力って長持ちしないもんね。2時間て大学の授業より長いもん。飽きちゃう。

 たまたま時間見つけて映画でも観るか、ってなったときにセリフも少ない、展開も意味わかんない、みたいな映画に当たったら2時間はあっという間に退屈との戦いになっちゃう…。そんな経験、ある人も多いんじゃないでしょうか?
 
しかし

 ホラー映画はそんなことありません。
 なぜなら

 何か、恐ろしいこと、びっくりするようなことが起きていることが確定しているコンテンツだから!!

 怖い人殺しピエロが突然画面いっぱいに出てくるかもしれないし
 家の中にずっと漂っていた不気味な雰囲気の正体が分かったり
 前置きもなく、振り向くと何かがいる、なんて
 
 こんなことざらです。むしろこれらを摂取するために私はホラー観てます。確定演出待ちです。

 こういった類のものを見るためには、心臓が急に止まっちまわない様に鼓動を速めておいたり、恐怖の突然の襲来に備えて視界を遮るための枕やぬいぐるみを抱きしめておいたり

 そう、映画見つつやることは山積み。

 しかも、映画の中では怖いこと以外にも恐怖と絡めて描かれる人間関係や美しい映像、予想外すぎる展開などなど
 面白そうなことがたくさん起きているのです。画面、怖いのに見るのやめられません。
 飽きてる暇もスマホ観てる暇もないのです。

4 ホラーのいいところ
その2 怖いだけでも、怖いだけじゃなくてもいい!

 映画といえば、その表現の奥底に暗に描かれている意味合いを自分なりに考えて友達にひけらかすのも、醍醐味の一つなのでは??

 んで、私も解釈考えたり考察しちゃったりするの大好きなんですが、ホラー映画はそういうの、めちゃやりやすいんです。

基本、ホラー映画って恐ろしいものが出てきてそれに翻弄される人の混乱する様なんかが描かれるだけだと思われがちな気がするのですが
 血がぷしゃー!!とか白い服の女の幽霊ドーン!ぎゃあぁぁあ!みたいな。
 
 もちろん、びっくり要素たっぷりな映画も大好きです。友達とキャッキャ言いながら見るのに超向いてます。
 
 ホラー映画では、恐怖や危機に追い詰められていくにつれ浮き彫りになる人間の不安、興奮、狂気、また、その中で生まれる愛情も多く描かれています。
 (あと、ホラーはエロも描かれがちなので違う意味でドキドキしながら見ることもできます( ;∀;)
 そして非現実的、非人間的存在と対比して逆に社会の矛盾や腐敗なんていう人間臭い物も。

5 『ジョーズ』でサメよりも怖いものの話

 
私の見た中で最も印象的だったのは、数あるサメ映画の原点にして頂点『ジョーズ』。
 ホラーというよりはパニックものに近いですが、巨大なサメに見る人がドキドキ惹きつけられる構図はホラーにも通ずると思うので。

 『ジョーズ』は、もちろん、巨大な人食いざめが有名なあのBGMに合わせて海からチラ見えしながら人々をジャンジャン食っていく映画なのですが
 あの映画には、サメよりも残酷な人間が登場するのです。

 舞台であるアミティビレッジの市長です。
 彼は観光客から得られるインバウンドという目先の利益にとらわれ、主人公である警察署長、ブロディの忠告も聞かず、サメがいるビーチでの遊泳を許可したのです。

 そこから生まれた恐怖、そして奪われた命を通じ、人間の浅ましさ、汚さが市長への嫌悪感と共に自然と見る人の胸に生まれるのです。
 ほらね?サメに怯えるだけ、ドキドキするだけじゃないでしょ?
 こんな感じで恐怖は鮮やかに私たちの中に刻まれるだけでなく、その奥にある”なにか”も鋭く突き付けてくるのです。

 映画おもしかった~以外の感想を抱いてみたい人、考察したがりさんは一度、ホラー映画、観てみてくださいよ。

 

6 最後に、次回予告


次回のnoteで私が好きなホラー映画についてさらに深堀してみようと思うのですが、基本的な魅力はこんな感じです。

 映画を通じて日常から抜け出すことが好きな人こそ、ホラー映画がおすすめです(o^―^o)

 見終わった後、いつもの退屈な日常がものすごい尊いんや…なんて気持ちになるかも。
 はたまた、変わり映えしない日々を一時的にもぶち壊してくれるその刺激が癖になって病みつきなっちゃうかも。
 
 あ、普通に怖すぎて寝れなくなることもあるんで(^▽^)
 そこも含めて楽しもうぜ。

 ではまた🥐


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