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詩『金魚』

赤黒い太陽の下 

私は乾涸ひからびた金魚 

身體からだを焦がす冷たい火 

空無であれ、と教への火 

酒の泉を夢む頃 

私の息も絶え絶えに 

渇きの夜がようとも 

ダンス・マカブルは永遠に 

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