晴信@バイオ、米国株、不動産投資

バイオ株を中心に個人投資家として活動しています。投資先はバイオだけでなく、幅広く取り組…

晴信@バイオ、米国株、不動産投資

バイオ株を中心に個人投資家として活動しています。投資先はバイオだけでなく、幅広く取り組んでいます。最近は、米国株も始めました。不動産投資にも2012年から取り組んでおり、RCマンション、木造アパート、戸建てなど39室の大家です。

最近の記事

サラリーマンがゼロから不動産投資を始めて、失敗続きだったにも関わらずFIREを達成することができた事例検証

私は、不動産投資がFIRE(Financial Independence, Retire Early;経済的自由による早期退職)の有力な手段だと確信しました。社会人(上場会社の会社員)になってすぐの頃から20年以上株式投資に取り組んでおり、それなりの成果を上げてきたつもりでしたが、FIREできるほどの成果には至りませんでした。ところが、不動産投資に取り組み始めたところ、着実に成果を上げ続けることができ、開始してから8年程で経済的自由と言える状態を達成することができました。もう

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    • ペプチドリームのプロジェクト数の推移

      ペプチドリームのプロジェクト数の推移をグラフにまとめました(添付のPDFファイル参照)。プロジェクト数は順調に増加しており、2019年末の時点でトータルプロジェクト数が107、リード化合物数が43、臨床候補化合物数が8となっています。特に最近、臨床候補化合物が顕著に増加しています。Kleo Pharma との多発性骨髄腫治療薬、自社開発のインフルエンザ治療薬(HA阻害剤)、川崎医大との筋ジストロフィー治療薬、ノバルティスとの共同研究開発(ターゲットは非開示)、第一三共との共同

      • 創薬ベンチャーのモジュラスが27.1億円資金調達完了

        ペプチドリームが戦略的創薬研究を進めており、資本提携もしている創薬ベンチャーのモジュラスが27.1億円の資金調達を行ったことを5/13にニュースリリースしました。ペプチドリームはモジュラスとATP非競合型のキナーゼ阻害剤(アロステリック作用型)の開発を進めており、少なくとも16種の化合物を同定しているとみられます。本リリースでも「自社の創薬研究プログラムの推進に加え、ペプチドリーム社をはじめとする共同研究の推進と拡大、人材獲得を含めたさらなる研究体制の確充を推進していきます。

        • ペプチドリームがドイツ・バイエル社との創薬共同研究開発の拡大契約締結

          ペプチドリームがドイツ・バイエル社と創薬共同研究開発の拡大契約を締結したとリリースしました。バイエル社とは、すでに2017年11月に大型の創薬共同研究開発契約(全てのターゲットで成功した場合、総額にして最大1,245億円)を行っており、今回更に契約を拡大することになります。「バイエル社は、既存契約では網羅されていなかったさらに幅広い用途や製品において、複数の創薬標的タンパク質に対して創薬共同研究開発を行う権利を獲得します。」とのことです。 バイエル社が、2年半のペプチドリー

        サラリーマンがゼロから不動産投資を始めて、失敗続きだっ…

          塩野義製薬が米国Tetra社を完全子会社化

          塩野義製薬が、米国Tetra社を完全子会社化すると発表しました。中枢神経系の創薬ノウハウに強みを持っている会社のようです。塩野義は、感染症と精神・神経疾患をコア領域としており、今回は精神・神経疾患領域を強化する買収といえそうです。 塩野義は、ペプチドリームとも強力なパートナーシップを結んでおり、PDPS(ペプチドリームの創薬開発プラットフォームシステム)から生み出した精神・神経領域をターゲットしているリード化合物が1つありますが、すでに非臨床POCを確認されているようです。

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          第一三共が新型の抗がん剤(ADC)を発売

          第一三共が、今日、乳がんを適応対象とする新型抗がん剤「エンハーツ」を発売しました。この薬は、抗体薬物複合体(ADC)といわれるタイプの医薬品です。がん細胞を殺す「抗がん剤」とがん細胞(細胞表面に発現しているHER2というタンパク質)に結合する「抗体」がつながった構造をしています。抗体が抗がん剤をがん細胞までデリバリーし、がん細胞だけを殺すため、副作用は小さく、大きな効果を発揮することが期待されます。ミサイル療法と呼ばれる治療法になります。大型化が期待されており、ADCで202

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          ステムリムの再生誘導医薬

          世界初のコンセプトである「再生誘導医薬」の開発を目指すステムリム。化学合成できる化合物(ペプチド)を投与することで、iPS細胞やES細胞などを培養して患部に細胞を投与する再生医薬と同等の治療効果を目指そうというものです。これが実現すると画期的です。治療費も安い。医薬品の品質も安定している。投与も簡単で、患者さんの肉体的負担も軽い。コンセプトが画期的すぎるが故に、「こんなこと本当に実現するの?」と懐疑的にみられていたのか、サンバイオショック(慢性脳梗塞の治験失敗による株価暴落)

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          ペプチドリームが新型コロナウイルス感染症の治療薬開発についてリリース(2020/4/30)

          低分子医薬品、抗体医薬品に続く次世代のモダリティとして期待の高いペプチド医薬品の世界的なリーダーであるペプチドリームが、4/30に新型コロナウイルス感染症の治療薬開発に関するニュースリリースを出しました。今回の取り組みは、今流行しているコロナ禍に間に合うものではないのですが、新型コロナウイルスが更に変異を繰り返して将来的に人類に新たな脅威を与えうるような状況になったときに未然に対応することが可能な治療薬として期待できます。 また、今回の取り組みは「3つの作用機序」で開発を進

          ペプチドリームが新型コロナウイルス感染症の治療薬開発についてリリース(2020/4/30)